スイス時計

オメガ シーマスター プロフェッショナル cal.1109 2892-A2 (その3 干支足とホロテック5本爪オープナー)

Omega seamaster professional cal.1109 2892-A2 その3 干支足とホロテック5本爪オープナー ムーブメントの組立が終わったのですが、一番の問題が残っています。 こちらは、分解の時の記事に載せた写真です。 すぐに気づきますが、文字盤の中央の穴と、針の…

オメガ シーマスター プロフェッショナル cal.1109 2892-A2 (その2 ムーブメント組立)

オメガのシーマスター・ボーイズの続きです。 ナミナミの文字盤、針の形、ベゼルの形、かっこいいなぁ。 ところで、10時位置の、エスケープバルブですが、ダイバー時計が好きな人、本当に潜る人なら、ご存じだと思います。 シーマスターを使ってる人も、ロ…

オメガ シーマスター プロフェッショナル cal.1109 2892-A2 (その1 分解編)

OMEGA seamaster professional chronometer 300m/1000ft その1 分解編 オメガ シーマスター プロフェッショナル ボーイズサイズ Cal.1109 ETA2892-A2 自動巻き 21石 28800回/時(8振動) ワニ型押しストラップを着せて 久しぶりのスイス時計の更新です。 …

Jaeger LeCoultre cal. 818/3 (その2:組立編、中枠の重要性)

庶民がジャガー・ルクルトを楽しむ計画の続きです。今日は組立です。 はだかの地板に、洗浄したルビーを入れてキフショック 巻き真の周りをささっと組んで 表側にいって、香箱と角穴車 受けを乗せます 輪列をのせて、受けをはめます。ガンギ車が輪列とは別受…

Jaeger LeCoultre cal. 818/3 (その1:分解編、気の毒なルクルト2針)

ジャガールクルトなんていうと、本来、私には縁が無い時計です。 ジャガールクルト薄型2針 Cal.818/3 1960年代 手巻き 18000回/時(5振動) クロコの竹斑・紫を着せて (61GSに使っているベルト。現在61GS入院中につき) あまりにも縁が無くて、ロゴを…

油一滴(エニカ手巻き3針の爪石)

例によって、ちょっと修正した時計たちの紹介が続きます。 以前、分解掃除したエニカ3針 一日に15分ほど進むという有様でした。 磁気かと思い何度か磁気抜きも試みましたが、ダメです。 特に使い始めがひどく、しばらくすると直ることもある、という状態でし…

OMEGA seamaster 600 ツツカナとカレンダーの修正

今日は、シーマスター600の微修正。 手巻きのCal.611です。シンプルな顔つきですが、ムーブはイカしています。 最近、時間がなくて全バラシいじりがあまりできていないのですが、これをチャンスに、前から微調整が必要で気になっていた時計たちに目を向けて…

エニカ AR1010 ENICAR 初めての土星 その2 組立編(ホコリとねじ式)

アンティーク感の漂うエニカ3針です。 前回の続きで組立編です。大した問題は起きなかったのですが、けっこう苦労しました。久しぶりにやったからかな、、。 部品はいつものようにハケや超音波で洗いまして、今回はゼンマイは取り出しませんでした。入れた…

エニカ AR1010 ENICAR 初めての土星 その1 分解編(老いをもたらす者)

久しぶりの分解掃除は、エニカです。 初めてエニカをご紹介です。 エニカ 三針 17石 Cal. AR1010 (アリオスト・ラシーヌ;ENICAR) 手巻き 18000回/時 クロコダイル竹斑を着せて 12時位置だけアラビア数字。 秒マーカーが無いのであまり実用向きじゃないん…

MOERIS 17石 手巻き 10 1/2CD (モーリスには古時計の魅力満載!)

モーリスと言えば、モーリスラクロアMaurice Lacroixを思い浮かべるかもしれませんが、ビンテージ・アンティークの世界では、モーリスと言えば、MOERIS(モリス)ですね。今はもう存在しないスイスのメーカーです。今日ご紹介する時計が、この趣味にのめりこ…

Omega seamaster 600 (その3; 台座付きストラップ)

オメガシーマスター600の続きです。 ワニ革ストラップの紹介です。 黒のマット、アリゲーター・竹斑です。 幅:18mm-16mm 厚さ:4mm-2mm 剣先側9.5cm、尾錠側6.4cm 台座サイズ:3cm×11.5cm 台座厚さ2mm 猿革はダブル定革です ステッチは5番手のベージュ 台座…

OMEGA seamaster 600 cal.611 (その2; 魂入れて針入れを。ネジ留め忘れずに。)

オメガシーマスター600 の続きです。 今日は、組み立てたこいつが使えるようになるまでの紆余曲折を、、。 新品のゼンマイはもちろんぴったんこにはまりまして、グリースは覚えたてのモリブデングリスを。 有名修理ブログで紹介していたタミヤのモリブデング…

OMEGA seamaster 600 cal.611 (その1 感動のオメガムーブ;分解掃除)

今日の時計紹介 オメガシーマスター600 ぜんぜん見なかったのですが、やはりオリンピックと言えばオメガ。 ニュースなんかで、浅田真央で大騒ぎしているので、メダルでもとったのかと思ったら、そうではないんですね。メダル取れない選手に税金ドロボーと避…

REVUE THOMMEN cricket 続編(尾錠側と剣先側のバランスは大事)

レビュートーメンの後半です。 自作ストラップのご紹介。 濃い紫色のマットのクロコダイルを装着しています。 ステッチは、8番手ビニモの生成です。 長さ:尾錠側8cm、剣先側9.7cm 幅:19mm-16mm 厚さ:5-3mm あんこ入り(ボンベタイプ) 遊革ナシの、定革一…

REVUE THOMMEN cricket (クリケットの操作方法)

今日の時計紹介(前半) REVUE THOMMEN cricket レビュートーメンのクリケットです。 アメリカの大統領が愛用した「プレジデントウォッチ」と呼ばれたアラームウォッチです 手巻き 腕時計アラームの祖、ヴァルカン社のcal120を搭載 1950年~ 濃い紫のマット…