2014-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Lord Elgin 670 角金スモセコ (その1:分解編;商標権という空しさ)

今日は、かねてより欲しいと思っていたアメリカン角金ウォッチを。 ロードエルジン 角金スモセコ その1 分解編です。 ジャンク復活品ですが文字盤も針も手を施していないので、ちょっと汚いです。でも、いかにもビンテージなアメリカンウォッチで、素敵なの…

カンパノラ cal.670*系 パーペチュアルカレンダー(迫力のタイムマシーン文字盤)

キャリバー別カンパノラ紹介 パーペチュアルカレンダー 670*系 ※ブログの趣旨と違うんですが、私の好きなシチズンのクォーツ時計:カンパノラを紹介していきます。 ワールドカップと言えば、4年に一度ですね、。4年に一度、と言えばパペカレ、というわけで…

SEIKO ACTUS 6306-7010 (その3;ストラップ編 アリゲーター)

セイコー アクタス6306の続きです。 今日は、これに合わせて作ったストラップについて。 コートジボアール戦を見ましたが、本田のシュートはすごかったけれども、明らかに完敗だったように思います。テレビではネガティブ発言はNGですから、悪夢の2分間、次…

SEIKO ACTUS 6306-7010 (その2; 洗浄・組立編)

セイコー アクタス ACTUS 6306Aの続きです。 香箱はそんなに汚くありません。スリッピングアタッチメントのあたりにモリブデン粉と思われるものがついています。 一応、今回は洗浄しました。 ジップロックの中でビヨーンとゼンマイを取り出します。 ベ…

SEIKO ACTUS 6306-7010 (その1; カスタマーフレンドリーな名機)

先日、セイコーの名機の一つ6146をご紹介しましたが、こちらも素晴らしいムーブメントです。分解掃除をしてみて、この時計の素晴らしさ(正確には「親切さ」)に感動しました。これを共有したいと思い、ご紹介します。 (ウーン、背景と秒針まで良く合ってる…

ウロコの穴は感覚器(クロコダイルはカイマンより繊細?)

ワニの革をいじっていると、気になる、ウロコに開いている穴。 今回は、これについて少し調べてみました。 以前、記事にしましたが、腹の部分にこの穿孔が無いものはクロコダイルではなくアリゲーターやカイマンである、という、ワニ革の種類を判断する一つ…

6146-8000 Grand Seiko (グランドシッパイ その3: テンションリング付風防)

続きです。 6146A グランドセイコー自動巻きハイビート (6146-8000) グランドシッパイ その3 完結編です。 爺さまからもらったノーメンテの61系GSを分解し、洗浄し、ゼンマイで苦労していたところです。再度、パーツ屋さんにお願いして汎用ゼンマイを入れ…

6146-8000 Grand Seiko (グランドシッパイ その2: ゼンマイは曲者)

先日の続きです。 6146A グランドセイコー自動巻きハイビートです (6146-8000) 爺さまからもらったノーメンテの61系GSを分解し、洗浄したところまででした。 組立、そして復活までには、アレコレ手を尽くしながら、3か月以上かかりました。 そんなに難し…

6146-8000 Grand Seiko (グランドシッパイ その1: 分解編)

今日は、大切な、そしてとても苦労した時計を。 グランドセイコー 6146A 1968年10月 自動巻き 36000回/時(10振動) 紫のクロコ、竹斑を着せて かの有名な、国産初の10振動・自動巻きです。 10振動は、ロードマーベルで一度やっています(分解時に気づくの…