今日は、これに合わせて作ったストラップについて。
コートジボアール戦を見ましたが、本田のシュートはすごかったけれども、明らかに完敗だったように思います。テレビではネガティブ発言はNGですから、悪夢の2分間、次は頑張ろう的なムードでしたが。シュート数19-7、枠内シュート9-4、ポゼッション57%-43%、なんていうスタッツを見ると妥当な結果なんではないかと。
無関係なマクラが長くなりましたが、私も平和に甘えてブログ更新をば。
アリゲーター黒のシャイニー、竹斑です。
いつもの通り、「細手首」仕様です。
剣先側:9.8cm
尾錠側:7.8cm
厚さ:3.5-2.0mm(薄いアンコ入り)
定革ひとつ
ステッチ:深い緑の5番手
※途中で誤って、尾錠側を長くしすぎました
仕上げのほうだけですが、制作過程を少々。
いつも通り、表革のワニと裏革の牛革を張り付けたところです。
ネジ捻で、2mmのところにラインを引きます。
コバの仕上げは最後ですが、定革の部分は張り付けてしまうので、先に仕上げました。そのあと、菱目打ちで穴をあけて
5番手のビニモで縫い上げます。深い緑なのでそんなに目立ちません。
ヘリを落とします。
栗の皮むきナイフを熱して、コバを真横から焼き締めます。
そのあと、さらにフチ捻を使って押し付けて飾り捻を入れつつ、シメてやります。
こんなかんじです、、加減がまあよくわからないんですけど。
こうすると、上から見たとき、コバの部分がシャキっとします。
この後、もう一度紙やすりなんかで整えてから、塗りに入ります。
ダークグリーンの顔料で仕上げます。
小判穴(ツク棒の穴)をあけたら、ヤスリで削って、トコノールでシコシコします。
剣先側にも必要な小穴をひとつあけましょう。
だいたい完成したのですが、トコノールとかロウとか、接着剤とか、汚れがついていますので、最後きれいにしたいです。
革もハギレなので、ちょっと乾いてカピカピで、ヒビがけっこう目立ちます。
少しでも栄養を与えるため、コイツを。
爬虫類用のクリーム、「サフィール」の「レプタン」です。
溶剤が入ってるようなので、磨くと、多少色落ちすることもありますけど、やはり効果を感じます。
最後は、ストッキングでゴシゴシと磨いてツヤを取り戻します。
一応の完成です。
白文字盤に黒字の全アラビア数字。くそまじめな上にチャッちく見えるとも言えます。
時計にシャレっけがないので、黒い革に黒のステッチ(あるいは生成り)では、どうも地味だな、、と思いました。
考えた末、青もいいかと思いましたが、めずらしい配色ということでダークグリーンをステッチとコバに使ってみました。
裏革もダークグリーンで。
尾錠は安物です。セイコーの純正がほしいけど高いですからねぇ。
多少、干からびていますが、いちおう、シャイニーです。装着してみましょう。
おもちゃっぽい時計もアリゲーター竹斑で少し高級感が出たかな、、?と自己満足。
ちょっと尾錠側を長くしすぎたので、一本の定革からはみ出した剣先が気になります。遊革を後付けで、作ろうか思案中。
時計本体には、進みすぎるという難題を抱えながらも、トータルで見た目としてはけっこうきれいになりました。
今日はこんなところで。ありがとうございました。
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