ザ・シチズン CTQ57-0934(cal.A660)に新しいワニ革ベルトを装着しました
先日、チュードルにオレンジのワニ革を装着した記事でした。今日は、同じ職人さんに頼んで作ってもらったブラックの丸斑クロコです。
こちらも、私がストックしていたワニ革を使ってもらいました。
今回、あえて、クロコの脇腹の部分、丸斑にしてみました。
剣先側と尾錠側が長さが倍ぐらい違います。これは専用のDバックルを使用するためです。Dバックル仕様なので小判穴も開いていません。先端は丸形にしてもらいました。
過去記事↓で紹介していますが、このザ・シチは、腕時計がデカ厚化する前の最後のころ、35ミリで年差クォーツを搭載しており、デザインはまじめなドレス時計とは少し違う夜行塗料がしっかり乗ったカジュアルなところがとても気にっています。
また、往年の名作・クロノマスターを意識したケースデザインやクロノマスターのロゴと裏蓋のイーグルマークもポイントです。
ちなみに純正ベルトはクロコの竹斑で高級なものがついていました。
裏は若干ネイビーっぽく見えていますが、黒です。
ちなみに、卒業制作と称して、私が最後に作ったベルトも同じストックからとった丸斑です。
専用のDバックルも、この日まで新品未使用で保管していました。
時計を購入したとき、純正ベルトは長すぎて使用できなかったので売ってしまい、バックルだけ、自作したら使おうと、とっておいたのです。
結局、自作はなりませんでしたが、今回、オーダー品としてDバックルと合わせることができました。ベルトの通る隙間が非常に狭いので薄く作ってもらう必要がありました。
ぴたりとおさまっていますね。この眺めも美しい
手首に巻くとこのようになります。
高級感あります、さすがザ・シチズンです。
これだけ長いと、ワニ革を存分に味わうことができます。
ステッチの入れ方、厚さ、コバ処理、とても満足です。
一点、残念だったのが、オーダーのときに、ステッチの色を番号指定しなかったこと、「生成り」でお願い、といったのですが、私の言ったつもりの生成りはもっと白いもの、あちらの認識していた生成りはもっとベージュに近いものでした。
こちらがしっかり指定するべきだったので、今回は残念ですが、このまま使用することにしました。
手首が細いため、ちょっとのずれが大きく装着感に影響してしまいます。
その点、今回の作品、ぴったりでした。
うれしいですね!
実は、このザシチですが、ちょうど、もうすぐ10年ということで、無償点検・電池交換があったのです。素晴らしいね、シチズンさん!まじめな商売を今後ともどうぞよろしくお願いします。
中身もベルトもぴかぴかになって、ザ・シチ20年目を目指して新装開店です。
今日はこんなところで。