epos スケルトン3305S 手巻き Peseux その3:ボルドーのクロコダイル

エポス スケルトン 3305S 手巻き プゾー
その3
ボルドーのクロコダイルストラップ
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艶ありの斑の小さな革があったので、ちょっとドレッシーな感じの時計に似合いそうなベルトを作りました。それをエポスのスケルトン手巻きに着せてみたのです。
材料です。斑にワニのピットが見えます↓
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シャイニーできれいな革です。

裏材の端を斜めに漉いて
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サル革も裏側をなるべく漉きます↓
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強度を持たせるため、薄い革を裏材に貼っておきます
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裏革と、ワニ革を貼り合わせます。バネ棒の入る部分にはピアノ線を挟みます
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裏革に合わせて成形したらば、なんとなくベルトっぽくなりました。
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それからは、ジワジワと、トコノールやヤスリで何度もコバを整えます。
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おおむね良くなったら、菱目打ちでステッチの穴を開けます
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ワイン色のビニモで縫います。もう、ずいぶん前のことだから作業の詳細を忘れていますが、はっきりしていることは、結構、穴あけに失敗していて裏から見るとこのように縫い目がひどくズレているのです↓ウーン。見栄えが悪い!
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革のテーパーになっているところから直線になる部分の菱目打ちが難しいんです。
まぁあんまり気にしないで、コバを塗ったら、サル革をリング状にします。
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この後、コバをロウなんかで処理して、だいたい完成したのです。
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このとき、並行して、もっと斑の大きい竹斑も作ったのでした。いつか紹介したような覚えもありますが↓
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頂き物の、ジュルヌのカタログの上で記念撮影。ジュルヌもワインレッドというか赤茶のストラップが多いのです。高級な時計にはこの色が似合うのでしょうかね。

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いやーなかなかどうして、中級品のエポスにも似合ってるじゃないか!

と、自己満足したところで、今日は失礼します。


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