ロレックス オイスター プレシジョン ref.6426 その3
前回の続きです。今日は外装関係
ベゼルはずし装置でゆっくりとベゼルを緩めます
こんな感じで浮いたら、
あとは普通のコジアケではずします。
ベゼルとミドルケースの接触面にはけっこうサビがキていました。
プラ風防は磨いて
サビも可能な限り落としました。
汚れてヘタっていたパッキンを捨てて
新品のぴったりはまるロレックス用のアフターパーツを
アロンアルファで貼り付けました。
ミドルケースと風防、ベゼルを組み上げました
グイっと圧入します
キレイになって満足!
リューズ付近のパッキンにはシリコンオイルをさしました。
組み上げたムーブメントを組み込んで、
ウラブタのパッキンもグリーシングをして、
ウラブタをしっかりと閉め込みます。
それから、巻きブレスを調整します。
7853という番号で、ラグ幅は19ミリです。
このように横から見ると巻き込んであるので、コジアケでひとつずつ、開けて、コマをはずすしかありません。
リベットブレスのときと同じようにやります↓
今回、一つだけはずしました。
まず、サランラップでぐるぐる巻いて、
普通のメイコウシャのコジアケでゆっくりと持ち上げます。コマひとつの全体をもちあげるようにします。
途中の図↑ ゴミがいっぱい入ってます。
これで取り外せました。
隣のものもはずさないといけないので、同じようにやります。
これで、無事、一コマはずせました。
閉めるほうが難しく、結局、完全にはスキマをふさげませんが、ワリバシをちょっとだけ加工したものを使ってハンマーで叩きます。
これが完成したところです。まぁスキマ、開いてますが、気にならないデス。
というわけで、出来上がりです。
じつは、ブレスのキズがとても多くて気になったので、このあと、サテン仕上げに手で磨きました。が、写真がありませんでした。
完成です。