ハミルトン カーキ 手巻き キャリバー2801-2
その2 組立編
続きです。
パーツは少なくて気が楽です。
これで、ムーブの組立へ進みます
インカブロックに注油、ツヅミ、キチ、オシドリとその周辺を組みます。
カンヌキオサエまで組んだらば、表へ行きます。
香箱、二番車
一番受けとコハゼ
輪列、丸穴車
輪受け、角穴車
この後、ザラマワシをして輪列の周り具合を見て、
アンクルを組みます。
そのあと、ムーブを裏返してこちら側の窓からツメにごくわずかに注油しました。画像では全くよく分かりませんね。
これでテンプを組み込んで、一安心
豪快にボケてますが。。。
さしあたり、振り角が280も出てますのでヨカッタヨカッタ
安心して裏側を組みます。
これで完成です。メモを見ても、なにも残っていないので、不具合なく、スムーズに行ったのだと思います。
針を刺して完成です!
グレーの色あせたような文字盤がアンティーク風の雰囲気を出してます。
まさに、カーキ・フィールド、という響きがシックリくる文字盤ですね。
キレイに洗浄したケースに戻して、
今一度、歩度を調整します。
納得の数字です。
スクリューバックをしっかりと締めたらば、
これでおしまいです。
ちなみに少々チタンぽく見えますがステンレスのサンバースト仕上げです。
ザラっとしたツヤ無しの表面はくすんだような文字盤と似合ってます。
原型となったUSミリタリーウォッチの雰囲気をよく再現していますが、
夜光は、アラビア数字には塗られておらず、△のドットだけです。
それは仕方ないでしょうか。
針はピカピカ光って、秒針も先端だけじゃなくて茎の部分も塗られていて面白いです。
随分前に紹介したように、ブローバ製の本物の(?)ミリタリーウォッチをいじって使っていました。アレは小さいけれどとっても迫力がありました。
でも、やはり防水性の面や、耐震装置がないことからも、日常使いはむずかしく(冬場ならまぁいいか)、手放してしまいました。
(時計もミリタリーマニアのところへ行ったほうが幸せだったでしょう)
その代わりってわけじゃないけど、このハミルトンのカーキを手に入れたのです。
今日はこんなところで。
読んでくれてありがとうございました。
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してるんだけど、最近は、なんだか情けなくって(順位が?いや、まぁそうじゃないけど)面倒で「クリックよろしく」を貼る元気も出ません。またいつかホントの時計好きが沢山出てくることを願います。