こんばんは。今日の電池交換は、Renoma,Lanvinというレディースの時計2本だて。
どちらも、パリのファッション時計です。
おフランスとはいっても、renomaは日本製です。
いっぽう、Lanvinはフランス製ムーブでした
(ETAと思い込んでいたのですが、ブログ友達の時計商見習様からご指摘いただきました。ありがとうございます。)
最初は、Renomaレノマの角型時計
どこかで見たことがあったせいか、こいつにシチズンが乗っていることは知っていました。外装はきれいな状態です。シンプルですが、PARISというだけあり、おしゃれな時計です。
内部も綺麗です。ミヨタでなくてシチズンが乗っているというので、そんなにお安い時計ではないということでしょうか。
キャリバーは280-75で、電池はちょっと小さ目のSR416SWです。
ちょうど、在庫がありました↓
パッキンもほとんど劣化が無かったので使いまわしてグリスをつけておきます。裏蓋の境目の埃や汚れをアルコールできれいに拭ってから、蓋を閉じて、完成です。
おなじPARISでも、こちらは本家のフランス製ムーブメントです。
クラシカルなデザインで、楕円形のフェイスです。
ブレスは、バングル式の特殊なもので、本当はネジで外す必要があったのですが
固くてドライバーが負けそうだったので、ブレスは外さずに、そのまま蓋を開けてしまいます。
なぜか、裏蓋のコジアケの口がリューズのところにあります。本当は逆向きでしょう。前回、蓋を閉めた人がテキトーに閉めたのですかね。
リューズ・マキシンを痛めないようにそっと開けました。
回路の部分は青いカバーです。
勝手にETAと思い込んでいましたが、French EbaucheとかFrance EbaucheとかFEとか呼ばれるおフランスのムーブメントだそうです。フランスといえば一度手巻きをやりましたが、クォーツは初めてです。スイス物に比べるとあまり情報が出てきません。
しかし、FEというのは相称とか愛称なのかと思ったら、そういう社名なんでしょうかね。。今はTechnotimeと言うらしいです(Technosじゃなくて)。
詳細は分からないのですが、時計商見習様によると、キャリバー5120ではないかとのことです。Webで調べても、ソックリの物が出てきます。石数なんかに微妙に違いはありそうですが。
こんなの、回路が壊れていたら、どうにも手に入りにくそうだな~と今更思いますが、無事に、電池交換だけでよみがえりました。
こちらもETA並みに飛ぶ可能性の高い危険なデンチオサエです↓。ちょっとだけネジを緩めてから電池を外します。
パッキンにグリスをしたらば蓋を閉めて完成です。蓋の向きは次に開ける人のことを考えておきます。
というわけで、今日はパリのファッション時計2つでした。
10連発の電池交換の連載も終わりに近づきましたが、次回、締めくくりは今回、最も盛り上がった(というか苦労した)時計です。
左下のブルガリです。
では、次回。
今日は、こんなところで。読んでくれてありがとうございました。
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