SEIKO 7S26 Five チョイいじり(風防交換7S26-01V0、ブレス装着7S26-0480)

先日、紹介したファイブの一つ。7S26-01V0シルバー文字盤です。
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12と6だけカジュアルなアラビア数字で、針はペンシルタイプと言うんですか、見やすいです。夜光も付いています。文字盤は、中央はサンバーストで、インデックスの部分はレコードになっていて、けっこう凝ったデザインです。
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秒針の形も好きです。


ジャンク箱で発見した時にはこのありさま。
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状態は悪くないけど、このガラス風防のために、拾われずに私の手元に来たのでしょう。
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リューズ、裏蓋、ケース、ムーブメントにばらします。

風防を外すためにプラのコマを合わせます。
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ぐっと押し出せば簡単に取れます、なにしろワレていますから。
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とびちってもいいようにサランラップ

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このように横から見ると、台形になっているフチです。
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ガラス縁のプラパッキングです。風防といっしょにこいつも替えるべきなのです。
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が、風防も、ピッタリ合うガラスを探すのは大変。純正でガラスとガラスフチパッキングをそろえようとすると、本体仕入れ価格の何倍にもなってしまいます。
汎用で合いそうなものを探すのもイイのですが、それも、ちょっと面倒で高くつきます。
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ということで、ピッタリ合いそうなドーム型のレトロなプラ風防でごまかすことにしました。
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絞って入れれば、あっというまに完成。
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ファイブとは思えないビンテージな分に気に変わりました裏のスケルトンと比べると良くわかります。安いガラスは横から見るとフチが緑っぽいんですよね↑もとの風防も全く同じ感じでした。
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あとは、メタルブレスをゴシゴシ洗剤&ハブラシで洗いました。これだけ汚いとやりがいがあります。

ダイヤショック、ダイヤフィックスの石にはオイルがちゃんと残っていました
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もちろん、だからといってキカイがばっちりなわけではないでしょうが、ばらさすに、自動巻き周り(マジックレバー付近と、ローターのベアリングボール)をかるくばらして洗って注油をしました。

軽くドライバーで巻き上げて、プラス10秒を確認しました。ちょっと振り角は少ないですが、片振りもほとんど無し。
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あとは、裏蓋の接する箇所をよく掃除して新しいパッキンを入れて、リューズとパッキンにはオイルをさしてやります。
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綺麗にしたブレスを装着すれば、
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レトロなドーム風防ファイブの完成です。
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いい感じなんですが、先日ちょっとお話ししたように、
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仕事がザツ、、、風防が場所によってちょっとズレています。作業のせいもあるかもしれませんが、サイズが微妙に合わないのかもね。

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右は普通のガラス。比較してみました。どっちもかっこいいですよ。

まぁ、風防がグルグルまわったり、ガタつく感じはないので、とりあえず、このままで~。

右のヤツは7S26-0480。こいつも「今日の時計」で紹介済みのやつです。
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なんだかおしりがバブルバックみたいにプックラして見えます。
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上で紹介したやつより裏蓋が分厚いのです。

こいつも、きれいに見えたので、可能な場所(自動巻き付近)に追加注油をしたのみで、汚れをきれいにして、パッキンを交換しただけです。
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元々は、ブレスが付いていなかったのでナイロンストラップで対応していましたが、今は、ちょうどよいセイコーブレスを見つけたので、そいつに付け替えています。
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縦方向に筋目の入ったシルバー文字盤です。黒く縁どられた針と、風防フチも黒くて、そのおかげで、なんだかキリっとしてるんです。
なかなか、真面目でハンサムなファイブです。


今日は、こんなところで。
三連休だと思ってたら、急きょ明日は仕事です。

雨は降らないみたいだから、秋っぽい時計にしようかなー。
と、時計のおかげで楽しめそうです!

おやすみなさい。

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