Orient Star 三角時計復刻 21石 Cal. 55141 NWAA-A0 B2 その2;組立編

オリエント 三角時計 21石 Cal. 55141 NWAA-A0 B2
ORIENT 21 jewels 55141
イメージ 2

その2、組立です。

いつもどおりベンジンと刷毛でよく洗ったあと、まず、裏で、マキシンの周囲を組み立てて、
イメージ 1

巻真とキチ・ツヅミを入れたら、表へ行きます。
イメージ 3
二番車に、受け、ガンギを入れておきます。
樹脂パーツの受けを乗せて、
イメージ 4

あとは輪列を一気に入れて↓、このあと、角穴車とコハゼを乗せたら、
イメージ 5

一枚受けをかぶせてザラマワシ
イメージ 6
ザラマワシはスイーっと回ったので、テンプを入れて、、
イメージ 7
様子を見ると、けっこういい感じです。リューズの大きさに比べてムーブが小さいですね。

これで安心して、裏側をちょっと組んだら、オシマイ
イメージ 8

ただ、文字板入れてからが面倒でした。
イメージ 9
このように盛り上がっていて、しかも三角形なので、台に固定することができません。
イメージ 10

ともかく、平らな場所において、針を入れて
イメージ 11

三角の裏側のケースに先に入れます。これはリューズを抜かずにはめられます。
パッキンにはシリコングリスです。
イメージ 12

こうなるんだけど、この後リューズを抜くのが大変。
イメージ 13
裏返して、オシドリピンを押しながら抜くんですが、この三角形を、文字盤を接触させずに固定する台が無いので。
なんとか、手で両端を固定しながら、なんとか抜きました。手がもう一本欲しいところです。ここで、金色のガワ+風防をはめてから、リューズを入れます。
イメージ 14

リューズを戻したら、最後は裏蓋をはめるだけ。
イメージ 15

で、ここも風防が三角なので、ちょっと困ります。裏蓋をはめようとして風防を割ったりしたら大変ですので、ベゼルに当たるぐらいの大きさのプラのコマで
イメージ 16

こうして、そーっとカクっと閉めました。コマを二重にしたのは、確かコマに刺さる黒いポッチが風防に接触するからだと思います。気づかずにガチっとはめたら風防の中央が割れたはず。イメージ 17

完成です。

いやー、なかなかおもしろいイイ時計です。
あまりはめる機会はなかったので先月と同じ写真ですが↓
イメージ 18


ところで、テンシンの裏と表でダイアショックが違うモノなんですね。
地板側は普通のダイアショックで、
イメージ 19


テンプ側は、おなじ3つ爪でも、非常にやりにくいタイプでした↓手が三本欲しいところ。
イメージ 20
ウーン。このバネはすっ飛びやすいです。


今日は、こんなところで。
読んでくれてありがとうございました。
ブログ村に登録しています↓応援クリックうれしいです。