その2 組立編
GWまっただ中ですが、なんだかんだで趣味の時間がなく、時計分解をやっていません。今日は急きょ会社で呼び出し。せっかくなので足を延ばしてチョット時計売り場に行きましたが。
私の場合、ケースのキズはほとんど気にならない(気にしないようにしている)のですが、風防はやっぱり気になります。幸いプラ風防なので
いつもの通り、サンドペーパーでガシャガシャやってから、サンエーパールで磨きました。
ゼンマイにはメービス8200グリス
洗った地板です。ダイヤショックとダイヤフィックスを外して、洗浄して注油して
組みこみました。
そいで、巻真、ツヅミ、キチ、カンヌキ、オシドリをつけました。もちろん消磁済みです。
表面に行って、香箱から輪列まで組み込んで
四番車に座金がありましたが、先端のほうのでっぱりに注油すればいいみたいです。写真がありませんが。
一枚受けを乗せたら、輪列に注油。
丸穴(三本ラインの逆ねじ)を締めます。
シンプルで合理的なムーブですが、コハゼとコハゼバネもとってもシンプル。コハゼを無くさないように注意です。
角穴車も入れて、ザラマワシの感触はOKそうでした。
ので、アンクルを組み込んで、爪石に9415をほんのチョロット。
テンプを入れて動きだすのを確認します。
直線が多くて、ある意味見た目がシャープでカッコイイと思います。
振り角もばんばん出ていました。ちょっと調整したらこの通りで、安心したところです。
裏面に戻って、ツツカナ、日の裏車、小鉄車を乗せたところです。
あとは、オサエとツツ車を乗せて、完成です。
磨いたわけではありませんが、ヨゴレを落として風防を磨いた、外装を用意して
ムーブメントを押さえて大き目のSSのスペーサーに、黒いパッキング(というより樹脂スペーサーみたいにしっかりしたモノ)をはめて、リューズも入れたら
裏蓋は圧着式の硬めです。パキっと締めたらば
インデックスも針もシャープでスポーティーです。ボロいですけど、それは仕方ないですね。長いことハードに使われたのでしょうか。
夜光はまだぼーっと光ります。
この焼けきった文字板の合いそうな、茶色の型押しカーフのカジュアルなストラップを作りましたが、それは、また今度、簡単にご紹介したいと思います
今回、「17」というつながりだけで尾崎豊のファーストアルバムにこだわってみました。
今日は、こんなところで。
壊れちまった俺の心のムーブメント、みんなの応援クリックで、また時を奏で始めるぜ
↑ブログ村「時計」に登録しています。尾崎ブログは見当たりません。
♪俺の時計の針がちょうど午前零時を指した 過ぎ去るときは新しい日の中に消え去っていく 訳もない涙があふれ そっとこぼれ落ちる わからないものが俺のすべてを狂わせてしまった♪