腕時計に付加機能が求められた時代

今日、7日の時計は、シチズンのセブンCal.4000です。
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さて、電卓で輪列の計算でもしようかね、、
いや、あと何時間で仕事が終わるか計算しよう、、、
じゃなくて、ちゃんと仕事しようか。。。というちょっと疲れた夕方の一枚。


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実は、今朝はすごい雨だったもんで、防水性が非常に心配なセブンは鞄に入れて、朝は、プロマスターの電波時計
偶然、セブンが秒針までピッタリ合ってますね!ハック機能はないですよ。


シチズンのセブンと言えばセイコーのファイブに並んで有名です。セブンの王冠バッジの付いたさまざま時計が存在します。ファイブに負けないぐらいのバリエーションがあります。
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セブンはファイブにやや遅れて売り出され、セブンの名の通り、曜日表記を最大限に押し出したデザインになっています。三時位置にデイとデイトが並んで表記されるより、こちらの方が楽しいです。

非常にシンプルで実用最優先のこの時計は、金色白文字盤というカラーと相まって、かっちりとビジネスで使いたい時計です。やっぱりこういう古時計は落ち着きます。
仕事に行きたくない月曜日にはこれでしゃきっとできそうです。
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ファイブに対応するイメージなので、自動巻の時計と思いがちですが、セブンはそもそも「曜日」のことだから、手巻きでも自動巻きでもいいのです。

このセブンは、手巻き23石で、ジェットの自動巻きベースを手巻きにした案外レアな機械です。まるでランゲのような素晴らしい3/4プレート受けですね。いやほんと。セイコーもいいけど、シチズンの時計もいいよねー。
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以前の持ち主に愛されたようで、裏蓋はすり減っていて、フチに穴が開いていました。ハンダづけで補修しました。裏蓋の王冠の上の方です。

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現代では曜日や日付の情報はケータイでもパソコンでもすぐにわかりますし、クォーツ腕時計にパーペチュアルカレンダーが付いてることも珍しくありません。ところが、セブンが出た当時は、腕時計に「付加機能」が付いていることが売りだったのです。だからこそ、ファイブの五つの「機能」が画期的で売れたのです。


ずいぶん、年季の入ったセブンですが、風防を磨いて、ワニ革を着せたら、とっても渋くていいビジネス時計になりました。これからもがんばってもらいましょう。
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ストラップは、ずっと前にクリケットのために作ったものですが、その後GSにタッチ交代し、GSは修理中でして、セブンに着せているところです。

緑の王冠が何気におしゃれだと思いませんか。
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今日はこんなところで。
読んでくれてありがとうございます。

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