忘れちゃいけない国産時計メーカー・リコー

今日、8日の時計は、リコー・オートデラックス8です。
キャリバー不明です。自動巻き21石。
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三寒四温です。今日は暖かかったのでダウンでもコートでもなく、マンテンパーカで。ちょっと派手です。ステッチとコバの緑に合わせようかと思ったりして。
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コピー機で有名なリコーが時計を作っていた(作っている)というのはこの趣味を始めてから知りました。国産時計好きにはセイコーシチズン、オリエントの三兄弟に加え、タカノとか富士時計とか、そういうマニアックなほうが好かれていて、リコーが一番忘れられているような気がします。気のせい?
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私のオフィスで一番の働き屋、リコーの印刷機も昼休みぐらいは休憩ですな。私は、いそいそと郵便局にヤフオクの振り込みへ向かったところです。

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オートだのデラックスだのと言う言葉はどのメーカーでも使いそうですが、やはり「8」は、目立ちます。

それこそ、リコーここにあり!という、意味を込めて、ファイブにもセブンにも負けないようにエイトと言う名前を付けたように思えてきます。よく見ると8のマークは六角形!八角形じゃねえのか。
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ネットで調べても、8の意味を見つけられません。たいした意味はなく、セイコーシチズンを意識しただけなんでしょうか。本当に、そんな理由で商品作っちゃいますかね。少なくとも建て前のような何かがあったはずです。知りたいですね。
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個性的で他のメーカーに負けないデザインだと思います。クッションケースのおかげで、文字盤のまんまるさが目立ちます。数字の拡大レンズは内側に盛り上がっています。あまり拡大率は高くないです。インデックスは立体的で高級感があります。いくつかバリエーションがあるみたいです。黒文字盤はかっこいいですね。
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分解してあちこち見たのですがキャリバー番号らしいものが書いてありませんでした。自動巻きの構造的な弱さやネジの座り具合やパーツのつくりが、なんとなくセイコーシチズンには劣るのではないかという印象。カレンダー機構もやっていて不安な作りでした。バネがへたっているのか曜日が傾いています。
巻芯まわりがあっさりしており、ケースに入れてリューズを入れる際にオシドリ崩壊を3回ぐらいやってしまいました。機構をよく理解しないで勢いでやるからいけないんですが、さすがに、グッタリしました。
単にセイコーに比べて経験が少ないだけかもしれないな。
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リコーはいくつかジャンクを集めましたが、8に出鼻をくじかれたので、次に手が伸びません。。でも、ロレのデイデイトっぽく、ウォルサムぽいロゴのダイナミックワイドは、デザインが面白いので、そのうちぜひやってみたいのです。


リコーを忘れちゃいけませんね。この世の中にはリコーのマニアの方もいらっしゃることでしょう。

今日はこんなところで。読んでくれてありがとうございます。

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