いつかは欲しくなるのか、金時計

18日の今日は、18K金時計のレイモンド・ウィルのトノー型手巻きです。ムーブはETAのCal.2640
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ボンタンアメはおいしい。


時計を集める人が目標とするのは、雲上ブランドだったり、トゥールビヨンなどの複雑な機械だったり、ビンテージロレックスだったりしますが(たぶん)、金やプラチナなどの高級ガワを用いた時計というのもひとつでしょう。色あせない輝きと、重み、ステータス性というのが理由なんだと思います。
金の種類には、純度の違いで色々ありますが、アクセサリーや時計では、10k、14k、18k、22k、24kが知られています。k(カラット)は、24分率で表されるのでややこしいです。24kが99.99%で、純金といわれるものですが、柔らかいので、銀や銅を混ぜた18kが高級品として使われることが多く、24分の18で、75%です。18金の金無垢時計の刻印に、750とか0.75とか書いてあるのはそのためなんですね。知りませんでした。18kにはその他の25%の金属の違いによって、いわゆる金のイエローゴールドだけでなく、ピンクゴールドとかホワイトゴールドなんかがあるわけです。
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庶民が18Kの輝きを楽しむには、Gold Plated(メッキ)かGold Filled(金張り)を探せばいいのです。金張りは金属の表面に金をロウ付けしたもので、かなり厚いものもできます。20ミクロンから100ミクロンなど暑いものが多く、古時計は金張りが多いです。古いメッキは、金張りと似たような処理で薄いものらしいですが、現代のメッキはElectroplatedと呼ばれ、電気的・化学的に薄い金の層を付着させたもので、0.1ミクロンとか薄いものから、この時計のように10ミクロンというのもクロンというのもあります(どうでもいいですが、ヤフオクか何かで、10M(ミクロン)と書かれた金メッキのドレスウォッチが、10メートル防水として売られていました)。
だから、はげない限り、見ただけでは、無垢とほとんど、同じようにきらめくんでしょう、きっと。

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じゃあ、金色が似合う、クラシックで高級感のある、それでも手ごろな価格の舶来時計をひとつ持ってみよう、ということで、探しだしたのがこれでした。ドーム状にカーブしたガワとガラスに、適度な大きさ(横31ミリ、縦42ミリ)のトノー型、クリーム色の文字板という、クラシカルで高級感のある時計を見つけました。私は、よく知らなかったレイモンドウィルというメーカーです。
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レイモンド・ウィルというのは新しいスイスのメーカーで、高級でクラシックな印象を放つETAポン時計です。金ピカの時計が多く、デザインも高級感がちょっと匂います。
アマデウスとかフィデリオとか、クラシック音楽の世界観を持った時計を作っており、特に、映画のアマデウスに合わせて発表されたアマデウスのコレクションが有名です。クラシック音楽であれば、文字板、ガワ、ブレスまでキンピカの時計もしっくりきますよね。ブレスまで金ピカの7750を乗せたアマデウスクロノグラフがちょっと欲しかったりします。
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でも、あくまで、高級ッぽいだけなので、金メッキだし、裏蓋をあければちゃちいかんじの樹脂のスペーサーに7.75リーニュの小さいレディース用3針ETA2640です。高級時計の愛好家には好かれないでしょう。
分解の様子はそのうちいつか。。
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茶色のマットなクロコダイルがピッタリなのは間違いないですが、とりあえず、黒も試してみようということで、ハギレ中のハギレで作ったシャイニーのワニを着せてみました。ブラモン用に作ったやつです。ウーン、使用感もあるし、ステッチもあんまり。そのうち、もうすこしそれっぽい奴を作ります。
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たしかに、金ムク時計と言うのは、私もなんとなくいつかは持ってみたいと思っていますが、魅力がまだよくわかりません。とりあえず、この金メッキの時計でも十分ゴージャスな気持ちになれてしまいました。クリーム色の文字板というのがいちばんのポイントです。個人的には。
十分、高級時計の風格があると思うゾ、レイモンド・ウィル!
庶民の味方18KELECTROPLATED!

アマデウスをもう一度見たくなってきたなぁ。キャハハハ~~ケタケタケタケタ~とモーツァルトのように笑いましょう
笑うとナチュラルキラー細胞が元気になってがんにかかりにくいらしいですから、笑って生きるようにしましょう。

今日は、こんなところで。

読んでくれてありがとうございました。