ROBERGE Geneve 18K無垢 2針 ETA Cal.976.001(電池交換)

こんにちは。本格的な分解や更新ができないので、先日、完了した親戚のレディース・クォーツの電池交換10連発です↓
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今日は、中でもひときわ目立つ、金無垢の時計です。
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ロベルジェ
18金 無垢
クォーツ
ETA cal.976.001
ブレスも金

長い間使われていませんでしたが、このたび電池交換で息を吹き返しました。
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いい感じに使用による傷が入っています。スイスのロベルジェというメーカーは知りませんでしたが、当時けっこうな高級時計だったのは間違いないでしょう。
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研磨は苦手ですし、金無垢の傷はそれ自体楽しんでもらうほうが良いです。埃や汚れはきれいにふき取って、ブレスもアルコールでキレイにして、あとはクロスで磨くだけ。
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さて電池交換です。
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裏蓋に輝く「18K 0750」
コジアケで開けるときも、ビニールカバーをかぶせて慎重にやります↓
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スイス・クォーツ・マイナーメーカー、ですからもちろんETAでしょう。
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キャリバー976.001
電池にかぶっているデンチオサエが、そのネジを緩めると、はげしく跳ねて飛んでいくので注意が必要です。おそろしいです。
少しネジを緩めてデンチオサエは横へずらして外します。あるいはロディコで押さえておくと安全かも。


古いETAの2針クォーツは回路がやられている経験を何度かしているので、これも電池を入れるまで安心できません。
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もちろんパッキンはカピカピですので新品に替えます。


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長年放置されていたため、液漏れが起こっています。
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絶縁シートまではすごかったですが、機械は無事でした!
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きれいに拭ったらば、定番のSR616SWを入れます。デンチオサエがすっ飛ばないように注意します。
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無事に動きだしました!!
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しばらく様子を見ましたが、遅れもありません。パッキンを交換してから、リューズの位置を確認して慎重に裏蓋を閉めます。
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やっぱり金無垢はオーラがあります。
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もう、20年ぐらい前でしょうか。そごう宝石サロンで購入されたとのことです。
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長年使われていなかったようですが、これから第二の(時計の)人生を歩んでもらえると嬉しいですね!
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怒涛の電池交換の連載は次回に続きます

読んでくれてありがとうございました。今日は、こんなところで。

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