今日は、フランク三浦とSCRIPTのフランクミュラー風トノー型時計の共演です。
今年、話題になったフランク三浦のグレコローマンスタイル・零号機(改)です。裁判のおかげでフランク三浦は売れたんでしょうね。
結構使い込まれていて、傷が多かったです。なもんで、慣れないけれど、リューターで軽く磨いたのです
が、メッキ(?)がしてあったようで、傷の深い所の、赤っぽい地が出てしまいました。持ち主には激しく謝っておきました。。。まさか、そういうことになっているとは思いませんでした。。
さて、ムーブメントは、もちろんミヨタのいつものヤツです。
キャリバーは2035かな。刻印はありませんが。SR626SWを交換します。
↓画面で電池下にある大き目のネジを少し緩めて、ネジのそばの穴にピンセットで押さえながら腕を少し横へズラしてやると電池を交換できます。ETAよりずっと安全です。
まぁコイルには気を着けねばなりませんが。
小キズは取れました↓
削ってしまった部分、あいにく証拠写真が無いのですが、、、希少なフランクに申し訳ないことをしてしまいました。似たようなフランク顔のトノー型ファッション時計
こちらも、コキズとクスミがありますので、磨いておきます。こっちはミスはありませんでした。ブレスはカクカクしていて値段相応です。
見えないからって、裏側は作ったまんまでザラザラ。コンクリート打ちっぱなしみたいなオシャレな裏面です。
てっきりミヨタかと思っていたのですが、巨大なCR2016の電池です!
ケースは磨いて、電池交換をして、パッキンを交換してとりあえず完成。
ブレスは、クラスプも含めキズが多かったので、磨いてみました。
元々は、センターがヘアラインで、両脇がポリッシュなようです。
ヤスリでセンターをこすって、脇はリューターで。
ちょっと、リューターの跡が薄く残るという中途半端ですが、ケースもクラスプももとよりマシにはなりました。
ブレスが長すぎて、クラスプの穴のみで調整されていてアンバランスだったので、コマを外して調整しました
これで完成です。
今日は、こんなところで。
電池交換日記は次回へ続きます!
読んでくれてありがとうございました。
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