モノクロ300dpiで楽しむハードボイルド

今日、13日の時計は、セイコー・スピリットの限定盤ゴルゴ13です。
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風邪です。家族全員で風邪をひいています。おっくうでしたが、どうしても買う物があったので行ってきました。黒と金のプッシュボタンに合わせて黒いセーターと黒いスタンスミスで。
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ブレスも全体が黒でゴルゴっぽくてかっこいいのです。

スピリットのスマートというシリーズのSBPA011です(キャリバーはS771)。ブレスと革バンドの二種類がありましたが、こちらはブレスのやつです。
時計サイズとしては、横長のスクエアで私にとってはやや大き目な印象。42.2mm(横)、44.2mm
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古時計とは決して言えないものです(2012年発売)。電子ペーパーの表示に魅力を感じて、悩んだ末に中古で購入しました。
電車の中で、こっそりじろじろと人の時計を見る癖がありますが、隣にいたサラリーマンが電子ペーパーの時計をしていて、興味を持ちました。あれは何の時計だったかわかりませんが。
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のっぺりしていて角度を変えても見えなくなったりしない、本当に「紙」のような画面です。アクティブマトリクス・EPD方式は2010年にブライツで販売され、スピリットのシリーズでも採用され、その後、さらに、限定盤としてルパンやスターウォーズなどとのコラボウォッチを出してきました。
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小さなカプセルを電気泳動の方式で制御し、通常のデジタルウオッチの約3倍の300dpiで、かっこよくデューク東郷を表現してくれます。高精細と言っても、もちろんタブレットなんかに見慣れた現代人からすれば、ザラザラです。わら半紙の上の絵、マンガ雑誌の絵のような感じが逆にうれしいのです。
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画面のバージョンは通常の時間表示などいくつかモードが選べます。ゴルゴモードを選べばゴルゴ13の画像がランダムに表示されます。

いわゆる現行のハイテク時計ですから、ソーラー充電、電波時計、32都市のワールドタイムなど色々な機能が付いています。クロノはありません。秒の表示もありません。
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欠点というか、いくつか気に留める必要があります。まず、早い画面の切替が苦手で、ボタン操作は1秒ぐらい待って押さねばいけません。それから、ゴルゴモードでは、ランダムな絵柄は、一時間に一回しか切り替わりません。一時間、ずっと同じ画面です。
また、電極の保護のためなのかわかりませんが、一分に一回、一秒間ですが、画面が白黒反転します。
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電極を切り替えるのでしょうか。時計をずっと眺める人間にしてみると、ちょっとうっとうしいのです。これが一番の欠点です。また、これも技術的な問題なのか、モードを変えた直後には、前の画像が残像のように残るのです。





そうはいっても、この価格でこういう面白い時計を出してしまうのです。古時計を集めていますが、こういったセイコーの最先端のテクノロジーを詰め込んだクォーツ時計も魅力的です。
セイコーのプロの仕事には、さいとうたかをも、デューク東郷も驚いているかもしれません。
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今日はこんなところで。読んでくれてありがとうございました。
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