SEIKO 7S26-0030 SKX013K2 black boy, boy's(レビューその1:ブレス調整・精度・装着感)

セイコー・ブラックボーイ・ボーイズサイズ
今回は久しぶりに新品の時計を購入したので、キズのつかないうちに写真撮影とレビューをしてみます。
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SEIKO 
200m scuba diver's
ブラックボーイ ボーイズサイズ(略してBBB)
SKX013K2
7S26-0030
cal. 7s26
21石
自動巻き
6振動(21600回/時)
純正シャラシャラブレス



セイコーの自動巻きダイバーの超定番で、かっこよくって、ダイバーがあるべき普及機として気軽な価格で手に入れることができる現行のSKX007のシリーズは通称「ボーイ」と呼ばれています。(国内向けであはりませんが)
ファースト、セカンド、サード、フォース、フィフス、、と来て、そのデザインを引きついているのが、ボーイなのだそうです↓
ネット上にはボーイの情報はたくさんありますが、サブリミナル効果のように私の購買意欲を高め、ついに購入まで導いたアカツメさんブログを紹介しておきます

ブログ内で「ボーイ」で検索すると山ほど結果が出ます。週に1回はボーイと記載しているのではないでしょうか。おそらく一日1回はボーイのことを考えている人です。


こちらの写真は、Mr.shop時計屋さんのボーイの一覧です。本家はブラックボーイとネイビーボーイ(上段)
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ただし、私が手に入れたボーイは、上写真の下段:ボーイズサイズです。
型番はSKX013で、サイズが小さいのに加え、針の形が本家ボーイと違ってかわいらしいデザインになっているのが特徴です。
ボーイズサイズは、ネイビーボーイ(ペプシ色のベゼル)は、すでに廃盤で、ブラックボーイしかありません。
昔はネイビーボーイもあったようですが、今は手に入らず、パーツ屋さんをたどって、香港だか中国のセイコー関係から、15,000円くらいでベゼル&ケースを手に入れられるという話が合ったのですが、時計の定価が22000円ですから、考えた末、やめました。


おとなしく、このお店から、ブラックボーイのブレスタイプを購入しました!
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やっぱりピカピカの時計もイイモンですねー。
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ブレスは新品なのにヨレてる感じ、でも、いい雰囲気ですよ。


裏蓋やバックル、ブレスの養生シールが貼ってあって、うれしいですね、新品。
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ブレスのクタクタ具合が伝わりますでしょうか。軽くてシャラシャラ言うのですが、これこそ、セイコーの普及機の証でしょう。
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まずは、コマ詰めをしました。もちろん、安価な割ピンタイプです。
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こうして、矢印の方向にピンで抜きます。
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ワリピンの頭が下方に見えます↓
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サクっと、5コマ抜きました。
さすが、ボーイズサイズだけあって、腕周り15cm程度の細腕の私でも、純正ブレスを使用可能でした。スイス製やデカイ時計の場合、6時位置が長すぎて純正ブレスが使えないことが、ママあるのです。
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バックルの部分、ツメ部分が内側にちょっとひん曲がった感じで。はめるときにちょっとズレるとはまりませんが、これがまぁこの時計のクォリティでしょう。ぴったり合わせればカッチリはまります。しかもダブルバックルになってるので安心安全!
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ブレスがシャラシャラと軽いですが、本体は本格的なダイバーですのでそれなりに重くて、112グラムでした。
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疲れない程度ですが、軽い、とも言えませんかね。


付けてみるとこんな感じです。細腕にはピッタリです。
ラグからラグまで、縦の長さは44.7mmぐらい
ベゼル外径は36.8mm
ケース径は38.0mm(9時-3時方向)
ガラス径は27.5mm
ラグ幅は20mm
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厚みはけっこうあります。13mm。ちょっとチビ厚という表現もしっくりくるかな。
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高級感はないかもしれないけど、5連ブレスのサテンとポリッシュのコントラストがかっこいいです。バックルはダブルロックです。せっかく買うならウレタンじゃなくてブレス付をお薦めしたいですね。
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ムーブメントの7S26は、良い時期の機械式ムーブを知る人にとっては、高級感は無くてプラパーツも多くて見栄えは良くないけど、精度も耐久性も申し分ない時計で、セイコーの最強実用キャリバーです。マジックレバーはほんとに手品のようにすばらしく巻き上がり、耐久性も良いですね。

歩度を測定してみました。4時間着用して巻き上げた状態です。
振り角は200を十分に超えてます。多少の片振りは有りますが、気にしなくていいでしょうね。
文字盤上、+10秒 0.3ms 
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文字盤横、+2秒、0.7ms
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文字盤下、+5秒、0.5ms
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さっそく、会社にもつけていきます。昨日の出勤時、駅のGS広告の前で。
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本家のボーイや他のダイバーに比べると、この、時分針のデザインがポップというかかわいらしすぎるのがちょっと気になっていましたが、つけてみると、小ぶりなサイズとこのデザインがマッチしているように思えてきます。
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春物の緑色のブルゾンにも夜光のほのかな緑色が合います

グレーのセーターにもベゼルや文字盤がぴったり。
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季節もファッションも選ばない、そして老若男女問わずおすすめします。手ごろな価格と手ごろなサイズのブラックボーイ、ボーイズサイズ!いや、少なくとも、私のように悩んでいた細腕時計好きには、迷わずおすすめします。
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どこの販売店の写真を見ても、ちゃっちい感じは否めないのですが、実際に触ってみると、ちゃっちいのではなく、ちっちゃい、かわいい、でもしっかり作ってあるダイバーです。私の下手くそな写真でも、もちろん、良さが伝わらないかもしれません。

バーゼルではあいかわらず、セイコーが無理に高価格なダイバーを押してきますが、こんな素敵なダイバーがあるのですから、お忘れなく!

ちょっとだけ、次回へ続きます。次回は、他の手持ちセイコーダイバーとのサイズ感の比較をしてみます。

今日はこんなところで。読んでくれてありがとうございました。ブログ村に登録しています↓応援クリックうれしいです