SEIKO 7S26-0030 SKX013K2 black boy, boy's（レビューその２：他の時計とサイズ比較）

セイコー　ブラックボーイ　ボーイズサイズ（BBB）　その2

前回の続き

今日は、まだ傷のない新品状態で撮った写真を何枚かご紹介して、他のセイコーダイバーとサイズ比較をしたいと思います。

ダイバーらしい、シンプルで実用主義といった顔立ちです。

ワンポイントは6時位置の赤字ぐらいですね。
ベゼルも文字盤もマットな黒です。

時分針は本家の角ばった大き目の矢印のような形とは異なっています。
これはこれで、かわいらしいです。

クォーツのボーイズダイバー6458でも同じ針でした↓

https://blogs.yahoo.co.jp/doradoranobinobitata/65815189.html
ボーイズは代々このデザインなのでしょうか。

秒針もお尻に◎ドットとは違って、先端に三角の夜光。コッチのほうが暗所では見やすいかも。

4時位置リューズはセイコーではお決まりです。

ラグのヘアライン、弓カンのヘアライン、けっこう綺麗ですよ。

回転ベゼルのグリップは2段のモナカ状です。逆回転防止でカチカチとそれなりの抵抗がありつつスムーズに回ります。

ケースサイドの流線型ととリューズの形状のコントラスト↑

値段を考えたらサブマリーナも真っ青な満足感です、これは。
ちゃんとオモチャじゃなくてスキューバダイビングに使えるレベルですし。

ボーイズサイズなので、ベゼルの幅に対して文字盤エリアが狭いですが、このコンパクトさがまた魅力ですね～。

白くてとんじゃってるけど、丸インデックスは中央にうすい緑の夜光塗料、ふちは真っ白の塗料です

針の夜光は透けるように薄いです。穴が開くのには何年くらいかかるのかしら。
うん、ボロボロになるまで使いたいなぁ。

このぐらいリーズナブルだと、保管用にもう一本欲しくなるね。

ポリッシュとサテンの仕上げのシャラシャラブレスも素敵です。外側のコマは、ロレのジュビリーブレスみたいな、カマボコ型です。

バックルはヘアライン、ダブルロック。

このように、横置きするとクタッとなってしまいます。まるでビンテージウォッチのような雰囲気です。このユルユル感を装着感が良いと思うか、チャチイと思うのかは人それぞれですかね。
ケース本体はそれなりに重いので、ブレスの軽さとゆるさはアンバランスですが、ケースサイズが小さいのでそれほどじゃありません。
ガッチリと思い無垢ブレスは疲れますから。。。

いやー、かわいい顔です。

チャーミングなのはやっぱり針のせいか？

もちろん、蓄光もばっちりです。かっこいい。

さて、ここからは、他のセイコーダイバーと比べたサイズと雰囲気の違いです。

今、私のコレクションの中で一般の人向け、普通のサイズのダイバーは、このサードダイバーです。

まさに、大人と子供（ボーイ）のサイズ感です。

でも、やっぱり血筋を感じるデザインの共通性がありますね～。

ちなみに、ＢＢＢの重さは、先日の記事のとおり、1１2ｇでした。

ウレタンバンドでも、サードダイバーは105ｇもあります。さすがでかいだけのことはあります。

ここんところ、雨の日用の本格ダイバーは、こちらＰＡＤＩソーラーダイバーのミッドサイズです。これとほとんどサイズ感は一緒ですね。ベゼルはＢＢＢのほうが狭いです。

こちらはチタンなので、

６６ｇしかありません。装着感は大変良好です。

セイコーのダイバーとダイバー風時計を並べてみました。

左から、

①サード・6309-7049　ベゼル径41ｍｍ、ケース径44ｍｍ、縦幅45.7ｍｍ、

②キネティック・5M63-0B30　ベゼル径39.6ｍｍ、ケース径40ｍｍ、縦幅46.3ｍｍ、

③PADIソーラー・V147-0BD0　ベゼル径37.7ｍｍ、ケース径38.5ｍｍ、縦幅46.5mm、

④BBB　7S26-0030　ベゼル径36.8ｍｍ、ケース径３８ｍｍ、縦幅44.7ｍｍ

⑤シルバーウェーブ・ダイバー風　ベゼル径34.0ｍｍ、ケース径35.5ｍｍ、縦幅40.5ｍｍ

私の細腕にはやっぱりベゼル径40ミリ以下、とくに右側３つの38ミリ前後がいいですね。

でも、サードダイバーは、横幅があっても、ラグカララグの縦方向が短いのです。他の4つと比べても同レベルか短いぐらいでしょ。手首からはみ出すかどうかは縦幅のほうが大事だから、ラグ足の短いサードダイバーは、じつは細腕ダイバー愛好家にもお薦めなのです。私がサードを持ってる理由です。ファーストダイバーのように高く売れないですし。（ファーストはせっかく整備したのに金欠のためジャンク品として売却してしまったとさ。。。。←そのうちＯＨの様子を記事にしたいです）