ステッチで表情が変わる~囲み縫い・ラウンド

先週末、思い立って、夜なべしてストラップを作りました。
また、雑誌のキュリオスキュリオの記事を見て、コウフンしちゃったからです。
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ワニじゃありませんが久々にストラップ紹介です。
ステッチを楽しもうと思ってもっともシンプルな作りでやってみました。

ポイントは、ラグ側の横方向のステッチです。
「囲み縫い」とか、「ラウンド」とか呼ばれる縫い方で、端から端までとだえることなくステッチを入れます。
なんでも、軍用のバネ棒のないワイヤーラグの時計には、直接、布製ストラップを縫いこんで留めるから、こういう横方向のステッチがあるみたいです。
(COLKIDさんのブログで知ったんだと記憶しています)
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もちろん、現状はデザインの一環だと思いますが、ミリタリー時計のキュリオスキュリオのベルトにこの「ラウンド」のステッチが使われるのは必然なのかもしれません。
JCペランのホームページでは、「クラシックな印象になります」と書かれていますが、私には、けっこうカジュアルな印象があります。だから、これはビンテージダイバーに合わせようかと考えています。
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深夜の作業がたたったのか、コバから塗料が盛大にはみ出していますね。
別に昼間でもはみ出すよ、ウン。
それから、ステッチの入り方は手縫いの場合、表と裏で違うのですが、囲み縫いの場合、この、裏面側の真っ直ぐのステッチの方が、ラインが強調されていいのかもしれない。



ステッチの入れ方が違うストラップを並べてみました。
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革の質感も、色も、違うので、ステッチの違いに注目するのは難しいのですが、左から右へ、ステッチの量が増えています。
左が一番楽かと言えば、まぁ。。。そうです。


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量が多ければステッチが目立つ、というわけでもないです。キングダイバーに付けている、ビンテージ風の太めのステッチを要所で、しかも太いのを使うと、かなり効果的です。このタイプは、ビンテージロレックスの愛好家が好んで使うステッチをマネしてみたものです。

この、カーキの新作はキングダイバーにも合うかなぁ。
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とか、時計のヘッドに乗せてアレコレと楽しむのが、ベルト趣味の醍醐味です。
着せ替え人形を楽しむのと同じぐらい、普通の人から見れば、オカシイんだと思う。


今日は、こんなところで。
おやすみなさい。ベルトをなでて寝ましょう。

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