ワニ革ストラップの生産に間に合わずにダイバーが増えていったので、安価なNATO式ナイロンストラップには大変お世話になっていました。便利です。
でも、いつかレザーを自作したかったのです。
キュリオスキュリオの広告を見るうちに、ようやくやってみようという気になりました。
かつて、昔の軍用の雰囲気のパリス環式ストラップを作りたいと思って購入していたレザーのリボン(18ミリ幅)がありました。結局、尾錠が手に入らず、あきらめたのですが、ついに役立ちました。
太めのシニュー糸があったのでちょうどいいです。
とりあえず、コレは↑ユザワヤ等で手に入る、18ミリの「小カン」というやつです。
適切な長さに革を切って、折りたたんだりして出来上がりをイメージします。
裏面(トコ面)はトコノールで処理して、
コバは焼きしめて、コバワックスで処理して
一応、金具の付く部分には補強材を入れてみて、
こんなかんじかな。。
ハタ、、、、
と。
買う時から気になっていたけど、やっぱりこの「小カン」は高さがありすぎるでしょう。レザーを二重に通してもスカスカになるし、時計のフェイスに対してボリュームができすぎる。よっぽどゴツめのダイバーとかで、革ももっと分厚いならいいかと思うけど、この時計にはチョット。。。
ということで、専門店で入手しました。猿カンです。
やっぱりサルじゃないと、用途違いなのです。
これでも、市販のナイロンストラップについている金具よりは高さがあります。でもこれなら良さそうです。送料あるいは交通費を考えれば、いっとう安いナイロンストラップをネットで買って破壊して金具を手に入れるほうが安い可能性も。
ということで、このように張り付けて。尾錠の部分はピアノ線を入れておきます。
いつものストラップづくりに比べて、あらかじめ幅がそろえてあるリボンを買っているので、整形の手間がないのでかなりお手軽でしたが、唯一、ステッチが面倒です。
何度も何度も端っこの処理をしなければいけないし、そのたびに針を糸に付け直さないといけないし。
なんだかんだと言いながら、完成です。
例によって小穴は一つ。
ステッチの周りのロウが汚らしいですが、汚いのではなく、ビンテージ感があるという解釈をしてみてはいかがか。
気になっている金具の高さですが、まぁこの猿カンならOKです!
尾錠は、本当はNATOっぽい丸くて長さが短いヤツがいいのですが、あれも手に入りませんでしたので、とりあえずダイバーか何かの18ミリのものです。
次は、こげ茶でミリタリーっぽい時計で作ってみたいと考えています。
いや、ブログタイトルのとおり、ワニでやるべきか。
今日はこんなところで。
おつきあいくださり、ありがとうございました。
ブログ村に登録しています↓応援クリックうれしいです。