今日は、バンビのNATO式ナイロンストラップについて。
使ってみたレビューと、見るべき(であろう)ポイントを整理してみました。
お気に入りのチュードル 75090 ボーイズ サブマリーナです。
BGA012AW
黒xグレー
カン幅18ミリ
このデザインのものをぞくに、「ジェームスボンド」カラーと言うようです。
この配色は、ダイバーに一番ぴったり来ると思っています。
NATO式のナイロンストラップは1000円~3000円台が普通です。
ヤフオクなどでは500円台のものもあります。色々と購入して比べてみればいいんでしょうが、なかなか3000円のものに手が出ません。
バンビは1500円ですが、良くできていると思いますし、店頭で見た3000円台のものとそん色なく見えるのです。
迷彩柄を着けていたものから付け替えました。
ごく普通の人が装着すると、先端を折り返すほどの余裕はないと思います。細腕の私でも、ちょっと先端が飛び出るぐらいで、折り返す必要はありませんでした。
このように、バネ棒を外すことなく、本体の後ろを通してから、もう一方の金具に通します。
全長の長さだけでなく、ラグから、尾錠までの長さも大事だと思います。
下の写真のように、これ以上は画面左側(6時側)に時計を動かせないので。
バンビは12cmぐらいでした。
比較のため、最安値で購入したものを並べています。
こちらは、全長は同じぐらいですが、この長さが短いですね。私は不自由有りませんが、手首が普通の人~太い人には、時計が12時側に寄りすぎて不具合が出ると思いました。
私は、なるべく良いもので価格を抑えたいなと思った場合、最安値から最高値までのレンジを4等分ぐらいしてから、二番目に安いものを買うようにしています。ヤスカロワルカロ、はどこでも同じなので、ただし、この青いベルトについては、とにかく安くしたかったので、買ってみたものです。一応、これをヤスカロワルカロの基準として、バンビを見てみました。
硬さというか質感はあまり変わりないように見えました。厚みもあまり変わらず。
バンビは、1.35ミリでした。
(ただし、青いのは19ミリのカン幅の時計にむりに付けた20ミリのバンドなので、ワキがすこし乱れてしまっています。)
ステッチを見ると、やはり、バンビの方がきれいでほつれも見当たりません。
バンビは二重に糸を入れているように見えます↓
ちなみにベルトを留める金具も位置が違います。とにかく、青い方は12時側が短いな。
ほつれが見えます↑
尾錠はどちらも、取り外し可能です。ハメゴロシの物も売っていますが、尾錠にこだわる人は、こっちの方がいいですね。たとえばオメガ尾錠とか、セイコーの純正尾錠をはめたい、という人には。
小穴です。普通、破れにくいように熱処理をしてありますが、青い方は、片面にはそのような跡が見えますが、裏面にはほとんどありませんでした。さっそく、ほつれました。
ベルトの先端も、バンビは熱処理してありますが、青い方はしていませんでいた。ワンシーズンなら、全く問題ないでしょうが、耐久性は気になります。
熱処理ぐらい自分でやれる、ということであれば、問題ありませんが。小穴も熱してみればいいのかもしれません。やっていませんが。
最後は、ベルトを留めた状態。
繰り返しになりますが普通の人であれば、このバンビは、先端を折り返さずに着用となります。私でさえ、少しゆったり目につけた場合、折り返すほど余りません。
下の物は、12時側が短いので、必然的に余りが多いです。折り返しています。尾錠も少しだけ12時側に寄っています。
※青い方の品質について言っても仕方がないと思います、あくまでバンビを見るうえでの比較対象です。
デザインは色々なものが出ていますが、あまりキバツなものを買うと、時計をクッテしまうことがあるかもしれません↓
ボンドカラーはオススメです。
でも、本当のNATO式ベルトが好きな人は、ストライプではなく、カーキとかグレー、黒、といったシンプルなものを選ぶと思います。
見るべきであろうポイントですが、こんなところですか。価格と相談しながら。
①各部の長さ:12時側の長さが(尾錠位置のバランス)、6時側の先端の折り返しの可否
②厚さ:どれもあまり変わらないと思いますがある程度分厚い方が安心ですね
③ステッチ:ナイロンの接着部分は、熱処理での圧着のみのバンドもありますが、ステッチがあったほうが安心だなぁ。
④熱処理:ベルト先端、小穴の処理がちゃんとしているか。これは耐久性に影響します。
高いものを買ったこともないのに言うのもなんですが、バンビの1500円で十分だな~というのが感想です。
また、本当にミリタリー系が好きな人には、正式採用とかの軍モノのストラップを選ぶのでしょう。
値段の割に、ちょっと荒目に作られているように見えたり、全長がとても長いとか、ありますが、ホンモノという価値があります。
それに、NATOストラップは折り返す方がカッコイイ、とも、思います。
黒xグレーの配色はやはりロレックスでは人気があるようで、ロレックスの雑誌に付録でついいたことがあるそうです。
実は、このベルトは、簡易型で、6時側にある金具がないので、「引きとおす」だけのタイプです。
通販で、お、ちょっと安いじゃん、と思った場合、この簡易型のものである可能性があります。装着感に大きな違いがあるかはわかりませんが、買い間違えのないようにしたいところです。
今日は、こんなところで。
読んでくれてありがとうございました。