パーツ洗浄用バスケット(分解後の洗浄方法)

ゴールデンウィーク、今年は、時計をやるチャンスです。
頑張ります。

時計の道具紹介というカテゴリーに記事が少ないので、ちょくちょく書いていこう。
と、いうことで、今日は、気に入っている洗浄用バスケットについて。加えて、いつもの洗浄方法を簡単にご紹介します。

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バラしたパーツたちは、大体、分解した順にピルケースに並べていきまして、ベンジンで洗ってから、きれいなピルケースに並べ直します。

別洗いの必要があるものは、以下のようにやってます。
●大事なもの:テンプ、アンクル、受け石など、さきに綺麗なベンジンで超音波。
●ヨゴレの残りやすいものの余洗い:地板、自動巻関係、分解したゼンマイなど(使い回しのベンジンハケで洗う)
※結局、ひどい汚れは超音波では取れないので、地板などはあらかじめハケでゴシゴシ洗っておく必要があります。それでも油汚れがひどいものは、クレのパーツクリーナーで洗浄
●樹脂のパーツ:エタノールで超音波
●ガワ、ベゼル、中枠など:爪楊枝、洗剤(歯ブラシ、超音波)、クレ556(サビおとし)、ピカピ缶、最後はエタノール洗浄後にドライヤーでよく乾燥


ほかのパーツや余洗いの済んだパーツは、まとめてベンジン超音波洗浄です。いくつかに分けてこのようにバスケットに入れます。
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二つのビンに分けています。理科実験道具の口がスリガラスになっている瓶に入れて洗浄します。地板などはそのままドブ漬け。
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これはベンジンの新品のときの写真です。

今は、何度も使いまわしたベンジンと綺麗なベンジンの二つの瓶に分けていて、それぞれ、一回目の洗浄、リンス、というように使っています。

10分を2~3回、超音波にかけます
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割り箸で取り出して、ブロワで乾かして、
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バスケットを開けて、ピルケースに並べ直してしばらく乾燥。
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このバスケットは、もともと、ジュエリーの洗浄用に使うもののようです。eBayで手に入れました。
部品をみんなまとめてビーカーや瓶に入れてしまうと仕分けが面倒で、下手をすればゴチャゴチャになるし、何回にも分けて洗浄するのも時間がかかるので、こういうカゴを探していたのです。
プロが使う、パーツごとに仕切られている丸いカゴも見かけますが、専用の洗浄機がなければ意味がないですね。このバスケットなら普通のビーカーや瓶に放り込んで洗えるので便利です。


次は、例のベルジョンのガワ開け器でも紹介しようかと思ってます。


と、今日はこんなところで。
読んでくれてありがとうございます。