SEIKO Speed Timer 6139-7020 その4:クロコ玉斑ストラップ

SEIKO Speed Timer 6139-7020
その4:クロコ玉斑ストラップ
(その1-3は、セイコーの書庫です)

セイコースピードタイマー6139のためにベルトを作りました。
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クロコダイルの玉斑
マット
剣先側:10.3cm
尾錠側:7.5cm
厚さ:2.5mm(フラット)
カン幅:19mm
尾錠幅:16mm
ビニモ5番手 青色(36)

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スピードタイマーは、金属ブレスがふつうですが、レザーも味があってイイモノです。今回は、黒にインダイアルのブルーを刺し色にして作ってみました。
こういった特殊なケースの場合、ベルト部分の幅が狭いので、薄いベルトにする必要があります。


今回、作製風景をほとんど撮影していませんでした、、。
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背ワニのコブを使ったベルト作りは非常に難しそうで、手に負えませんが、脇腹の「チョットこぶ」の部分なら大丈夫。今回、そこをデザインのアクセントにしています。

最近は、ちゃんとサル革も裏側を張って強度をつけています。
このベルトのためにビニモの新しい色を購入しました。鮮やかな青ですね。はつらつなスピードタイマーにぴったり。
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わっしょいわっしょいと縫いました。そのあと、コバの処理をして、あとは色塗りだけ。コバの色もマリンブルーという色でやりました。
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尾錠は、丸っこいケースにあえて、四角いものを選びました。

定革と遊革の二つです。よく見ると、顔料の色とステッチの色は違いますねえ、ま、仕方ないか。
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裏は、またしても、贅沢にも生意気にも、ブッテーロのハギレを使いました。
この絶妙なツヤ感がなんとなくかっこいい気がしてきますよ。例によって小穴は一つ。
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裏の色も、青ではありますが、色味は違っています。が、まぁ青でそろえたという努力を買ってもらって勘弁願いましょう。
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この角度、めずらしい。このあたりが結構、面倒な箇所です。
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レザーの幅が尾錠幅に対して狭いと、スカスカになって、尾錠が使いにくいので気をつけます。





今日は、こんなところで。
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おやすみなさい。
暗所で見たら、まだ微妙に夜光が生きています!なんとなしにうれしいねっ!




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