SEIKO SPORTSMAN 6602-9982(その2:組立編 台形カレンダー窓)

前回の続きです
セイコースポーツマンの6602Bを組み立てます。
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今回は、久しぶりに大きな失敗はなく組みあがりました。

洗浄・乾燥させた部品に注油しながら組み立てます。
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ゼンマイ
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輪列
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こちらは裏面。このオシドリピンをつけるのを忘れて後で気づいてバラしなおし、ということがたまにあります。
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巻き芯の周りを組みまして、
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ザラ回しをした後、ガンギ車の歯にちょっとずつ注油して、アンクルを組んで、
今回、アンクルのホゾにも注油してみました。
しないというのが一般的なんですが、たしか、日本の気候を考えると刺してもいいんじゃないか、という話もどこかで読んだような、、
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テンプを入れたら、また裏に行って、カレンダーを組みます。
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ああして、こうしてポン
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針を入れたら完成!
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↑このカレンダー窓、文字盤中心に向かって台形に見えますよね、単に焼け方なんですが。使用していると、いつもそう見えてしまいます。

精度もなかなかいいです。
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かるく磨いておいたケースと風防を用意。風防はプラなので、これでもけっこう綺麗になったように見えます。
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よし、これで完成、と思ったら、ちょっとキカイががたつきました、、
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Oリングを忘れていました。
新品を湿らせてから、、
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完成です。
ストラップは以前、作ったものの使いまわしです。クロコの玉符です。
サル革が薄いので、ちょっと頼りない感じのベルトです。
以前ファイブアクタス用にこさえたものですが、本体を人様に差し上げたので、ベルトがちょうど行き場をなくしていました。
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このスポーツマン、お気に入りになりました。
精度もなかなか、実用してみて問題ありません!
ダイバーっぽいインデックスが売りです。ボロボロですが、夜光もすこーし光るのです。
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カズが引退してもしなくても、いつまでも、このスポーツマンには走り続けてほしいですね。大事にしましょう。

今日はこんなところで。

読んでくれてありがとうございます。



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