TISSOT cal.27 手巻きスモセコ(その2:組立編)

チソットのキャリバー27の続き、チョット日が開きましたが、今日は組立編。
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昨日、イチゴをいただいたので、記念撮影。しばらく楽しめそう。でも、もう熟してるから急いでパクパクといきましょう。

さて、組み立てますが、まずは、バラしたテンプを組み立てねばなりません。
バラしたおかげで、石の乾固していた油ヨゴレはきれいになりました。
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組み立てには神経を使います。
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ロディコを使ってみました。
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ヒゲ玉の近くのヒゲをヒゲ棒にチソっとひっかけて
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テンワを定位置に収めます。
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なんとか成功しました。

外装です。いつものどおり、磨きはしていませんが、良く洗って、サビがちょっと出ていたところは、ピカピ缶で磨きました
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プラ風防は、紙やすりでけずって、サンエーパールです。
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まったく無防備な非防水だったリューズまわりに、気持ち程度ですが、パッキンを装着してみます。まぁ、気持ち程度、、ネ。
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さて、ムーブメント組立です。オシドリ
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テンシンの受け石です。↑のとおり外して石を良く洗ってから、注油。
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マキシンにキチとツヅミを通します。
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巻真まわりをざーっと組み立てました。できるだけ折れてほしくない気持ちをこめると、なんとなくグリスが多めになってしまいます。
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カンヌキオサエの手もこれからも折れずにがんばってね、とオシドリとの接触点にグリスを塗ります・
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裏はほとんど、これで完了です。
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ゼンマイはきれいだったので取り出しませんでしたが、香箱ごとガーーっと洗ったので、新しく油を入れました。
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輪列。すわりがよくてびしっとしていました。
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輪列受け、一番受けをかぶせて、角穴、丸穴を取り付けます。
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アンクルを着けて、ツメに注油したらば、テンプを入れて、完成です。
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こんなに古い時計にしては十分な精度ですね。振り角もまぁいいかなぁ、という感じで。もう少し歩度は追い込んだ記憶があります。
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また裏に戻ってツツカナ、ツツグルマをいれたら、座金をのせて完成!
そういえば、穴がたくさん開いているのはなんでかなぁ、と思って撮影しています↓いろんなムーブメントに対応できる地板だたったから、なのか?な?
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針を入れて、おしまいです。こうやって見るだけで、分針がチソット変です。
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そのうち交換してあげるんだから、覚えてろよー。
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針回しも問題なく、おしまいです。リューズを抜いて、ケースに入れたら、
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ベゼルをしめて、蓋も閉めて。
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できあがり!!
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味がありますね。

ティソと言えば、現行のTタッチというのが面白そうではあるんだけど、本気で中古を狙いに行ったことはないです。
このぐらいのモデルなら人気がなくて気軽に手に入ります。
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以前も載せた写真ですが、東京タワーの近くへ散歩に行った時のティソです。いい時間だったので、思わず撮影してしまいました。

読んでくれてありがとうございました。

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