ひさしぶりにカンパノラを。
「まばゆい光を浴びて、一日がはじまる」
白蝶貝の文字板が光を受け駆動するエコ・ドライブ。カンパノラ初のエコドライブです。
CTY57-1071
グランドコンプリケーションに並ぶカンパノラの傑作です。私は、一番カッコイイと思っております。
新作が出ても、このタイプは特に人気が高いと、店員も言っていました。
この筒のような巨大で立派なケースに、吸い込まれそうなほど立体感がある文字盤。
手首が貧弱すぎて、私が購入するときには選択肢に上がりませんでしたが、生で見せてもらうと、そりゃあもうほれぼれします。
この写真こそ、カンパノラ
●ムーブメント●
電池切れの心配を(とりあえず)しなくて済む、シチズン十八番のエコドライブです。(実はもう少し前にエコドライブデュオの時計はカンパノラとして販売していましたが)
元々は海外仕様のここらの時計と似たようなものだとは思います。ここへムーンフェイズを乗せた感じでしょうか。
とにかくCal9800というムーブメントは、カンパノラ専用のムーブなのです。
これは、ファンとしては、心揺さぶられるわけです。
ちゃんと地板にも装飾が!
●仕様●
デュアル球面サファイアガラス(無反射コーティング)
サイズは二種類。
アラビア数字タイプ:縦52.7mm 横43.6mm 厚さ17.2mm
CTY57-1072
ローマ数字タイプ:縦50.0mm 横44.7mm 厚さ17.7mm
CTY57-1211
●デザイン●
立体感がすごい。まさに手首の上に広がる「宙空の美」です。カンパノラを一本だけ買うなら、コレです。機能が盛りだくさんなのに、トータルでゴチャゴチャするのではなく、それなりに視認性もいい。
ダイアル上に4本のネジにより留められている五徳リング。このデザインは、後のフレキシブルソーラーのシリーズにも受け継がれていきます。
CTY57-1212
●限定版●
2006年のバーゼルはこちら。個人的には、ちょっとカンパノラっぽくないというか、少々安く見えるな、、生でみれば違うのでしょうが。
CTY57-1073
2007年のバーゼル、茜宙(あかねぞら)
CTY57-1161
黒漆に朱の粉を沈めて上から塗り重ねた黒漆を研ぎ出し、星雲を表現しています。ほしいなー、似合うならつけてみたいなー。
2008年の日新堂 ブラックケースでリューズの形もちょっと違っていて、もっと渋い感じになっている。
CTY57-1162
ムーンフェイズ、いいですよねぇ。
結局、ココラがカンパノラのピークだったのでしょうか。
デザインがすごくて、日付にクロノグラフにムーンフェイズと盛りだくさん。カンパノラのやりたいことをやっているんですね。それでいて、エコドライブで、購入できる程度の価格。機械式にない魅力を持ったクォーツ高級時計の集大成でしょうか。
イメージで言えば、こういうかんじ↓
今日は、こんなところで。
ようやく、仕事の山を越えて、ふもとに近づきつつあるので、今月中には時計いじりを再開したいですね。