でも、案外ぴったりかも、という事例。
もともと、以前ご紹介したアンティークのシーマスター用にずいぶん前に作ったものですが、あまりにも合わないので、そして致命的なミスを犯したので、タイムマシンの入口に長いことしまったままでした。
ただ、その後、超硬質ケースのラドー、ダイアスターに合わせてみたら案外しっくりきたのです。
ご存じ、ラドーのダイアスターです。
30石。キャリバーは1789(ア・シールド)で、まだ掃除していません。
以前ご紹介したアイガー(左)が気に入って、こりゃあ、本家のダイアスターを手に入れなければ、と思い、購入しました。
プツプツの入ったあまりいい状態でない文字盤ですが、、、。
濃い紫のクロコダイル
剣先側9.7cm
バックル側6.5cm
厚さ7mm~2.5mm
18mm-18mmストレートタイプ
ステッチ5番のベージュのビニモ
バックルは観音開き(両開き)のDバックル
長さが、まず失敗でした。当初、三つ折れDバックルに合わせる予定でしたが、毛バックル側をもっと短くしないと私の腕には合いません。
でも、観音開きのバックルだとちょうどよかったのです。
ステッチの入れ方はけっこううまくいきました。
つぎに、厚さ。
60年代のシーマスターには、あまりにも分厚いです。
アンコを大サービスしすぎだったようです。
でもラドーのゴツイケースにならぴったりです。
ステッチと遊革・定革はオメガの文字盤の焼けたベ-ジュに合わせましたが、このラドーにもしっくりきます。
クロコの濃い紫色は、ラドーのイカリマークの石(紫~ピンク)に良く合います。
竹斑の模様なんか、けっこう高級ぽい部位を使っていますね。先端に行くほどすこし小さいブロックになっています。
当時手に入ったオメガ用のバックルが18mm用だったので、先端に向けてテーパーのかからないストレートなストラップにしましたが、これもオメガの本体にはミスマッチでした。
でも、まるっこいごっついRADOケースにはよく合います。
ただ、どうにもならない致命的なミスは、作製の最初の段階にあったのです
↑使う部位をケチったために、竹斑の縦横の方向が逆なんですよ!
太いシボが見えますでしょうか。
この革の使い方は90度向きがオカシイのです。
最初から分かっていたのに、、、。
ということで、まあ少々みっともないですが、まだ一度も手に巻いて外へ行ったことがなくて、mottainaiので、今後使ってあげましょう。
まだ、本体の分解掃除が済んでいないので、実践はまだ先になりそう。
裏蓋だけあけましたが、サビなどのかすが少し見えたので、OH必要と言う感じでした。
初めてフタをあけたんですが、何周か回すんではなく、30度だけ回転するんですね。わからずグイグイやろうとしちゃいました。
裏蓋の内側には書いてあるんだけど、、、
でも、ウラブタに爪痕をつけたのは私じゃないです↓
最後に、ダイアスターとアイガーのツーショットを。
オメガのコンステじゃないですが、12角形のカットガラスがカッコイイです!
今日はこんなところで。
またいつか時計分解やレザークラフトができる日をたのしみに生きています。
読んでくれてありがとうございます。
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