古い時計をいま動かせるのは、、、(吉田拓郎と70年代の時計)

今回も時計分解ネタではありません。

↓我が家でこんな雑誌が発掘されたので、私の好きな吉田拓郎に(無理やり?)絡めた時計話を。
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よく、「いかにも70年代という形」とかって言いますよね。クッションケースとかカットガラス風防とか、植字のインデックス、変わり文字盤とかですよね。
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で、実際、70年代に、そういう時計をみんなしていたのか、たとえば芸能人。
(フォーク歌手を芸能人と言うのは、ちょっと違うか)

で、気になってネットで検索しても、LPジャケットとか、そもそもそういうときには腕時計とかは着用しないですよね、たいした情報も得られませんでした。

この雑誌をめくっていても、よくわかりませんでしたが、井上陽水がしているのは、あまりゴツくないですね、むしろロレックスのオイスターか何かかな、、。よく目を凝らすとリューズに王冠があるようなないような。
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クイーン。お、台座付きベルトしているのかな?なんの時計か全くわかりませんが。
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夏休み特別号なので、当時のキャンプや釣りグッズの宣伝が特集されてました。その中で、セイコーのダイバーがちっちゃく出ています。定価20000円、写真が小さすぎるし、型番不明。
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ネットで調べてみたら、朝日ソノラマソノシートに、着用したままの腕時計が結構アップで映っていました。まだういういしい?新人の吉田拓郎
わりとでかめだけど分厚くはないですね。リューズが一つあるだけだから三針でしょうね。
セイコーとかじゃなくて舶来をしていたんでしょうか。
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たぶんどれも同じ時に撮った写真でしょう。同じ時計に見える。
少なくともワニ革じゃなくて、カーフかラバーか、、、。
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↑文字盤が見えそうで、見えないね、、。デカめのアラビア数字で4ってのが見えるけど、、。

そういえば、セイコーが71年に拓郎でCMをやったとのことですが、どんな内容だったんでしょうか、ネットではあまり転がっていないんですよ。
ただ、「サヨナラ僕は気まぐれ」だったようです。右下のELECのロゴの左下にSEIKOのロゴが。
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三越だかのレディースバーゲンの広告用の限定盤もあったようでSEIKOの部分が黒く塗りつぶされているのはなんでか。
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ちなみにこのジャケットは「人間なんて」と同じ時の写真ですよね



他に、拓郎と時計、と言えば、もっと最近でしょうが、シチズンのCMで「人生を語らず」が使われたということで。うーん、いい曲です。
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拓郎と時計なら何でもあり、という今日の記事。
最後は、デビュー曲として有名な「イメージの詩」より。♪これこそはと信じれるものがこの世にあるだろうか♪の、あの曲です。
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ひたすら同じフレーズの繰り返しで、そういう意味ではいかにもフォークなんですが、なかなかしびれる歌詞が多いんですよ。
篠島コンサートでの演奏がかっこいい。後年の浜田省吾によるカバーもけっこう良いですね。

まだ「広島フォーク村」の一曲でしかなかった「イメージの詩」です。
↓拓郎好きな人間なら知っているこのジャケットで少し遊んでみました。

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大した意味はありません。
「さあ、頑張って古いジャンクを動かそう」、という決意と趣味人への呼びかけ(?)です。

メーカーは、古い時計の修理やOHをなかなかしてくれないでしょう。パーツがなかったりして面倒なことのほうが多いですからね。
そういう中、町の古い時計屋のオヤジさんは昔のパーツもノウハウもあるから、快く修理してくれるはず。
でも、時計師だけじゃなくて、趣味人にも70年代の若者のような情熱がある(はず)からやっちゃおう!金じゃないから。
ヤフオクやフリマなんかでちまちまとジャンクやパーツを探し歩いたり、情報をしらべたり。趣味ならではの情熱で、打ち捨てられている古い時計を動かしてみようじゃないか、という、そんないいかげんなまとめ。

今日はこんなところで。
※このブログは時計ブログです
しょうもない記事を読んでくれてありがとうございました


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