SEIKO SILVER WAVE 6030-6010 ダイバー風時計の電池交換とウレタンバンドDAL7BP

セイコー シルバーウェーブ
クォーツ キャリバー6030

今年の8月は夏というより梅雨みたいですが、いずれにしても、時計好きの皆様におかれましてはダイバー時計の出番が増えていると思います。
今日は、ダイバー風のクォーツの電池交換です。
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SEIKO
Silver Wave
6030-6010
Cal.6030A
8石
セイコーのウレタンベルトを着せて



入手時不動、全体にきれいです。
ダイバー風ですが、WATER RESISTと書かれてるのみなので、生活防水か。リューズはネジコミ式です。ベゼルはノッチも、逆回転防止機能はありません。
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12時位置のイカリマークがかわいいですね。カレンダーが無く、水晶マークが「推奨」されていた時代なので、オールドクォーツの部類でしょう。なんと8石も使ってます。

電池交換しても不動。どこかが死んでいるようですがわからないので、ムーブを乗せ換えました
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薄型ですが、石が入ってるし受けもしっかりして立派なムーブメントに見えますね。
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リューズを抜いて、ムーブを取り出します。
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針がものすごいペラペラでちょっとさみしい感じ。
文字盤はテカテカしていて高級感は無いけど、シンプルでいいです。
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これは文字盤裏の樹脂スペーサー、というかケースというか。ここにムーブがはまっています。

ごく普通の地味な顔つきの6030君に犠牲になってもらいます。
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かんたんには行きません。ちょっと予想していましたが、針高が違うのです。
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時分針が刺さる各歯車は元のヤツを使う必要があります。
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しかたないので分解しましょう。
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輪列もちいさいけど、現行のクォーツより立派な雰囲気です。これは回路↓
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ということで、基本的にはドナーのムーブを利用して、復活しましたよ。
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針を戻して、ケーシングして
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完成です。
ケースが地味にノーチラスですね。
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完成!かわいらしいですね。ケースの耳を入れても36.5ミリですので、私の好物な大きさです。

ラグ幅が17なので扱いづらいけど、まずは安物の合皮のバンドを着けてみました。
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これでも悪くはなかったけど、、
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ちょっと、さみしいので、
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この夏に思い切って、セイコー製のウレタンベルトに付け替えてみたのです。
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そしたら、コレが、またハンサムになったのです。
今までウレタンバンドは食わず嫌いでしたが、やっぱりこりゃ、ダイバーにはとてもシックリ来ますね。17ミリのDAL7BPという奴です。
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表面のザラついた質感も気に入りましたし、デザインもクールです。
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尾錠はサテン仕上げでセイコーロゴ。
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裏面はグリップ感があります。
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それに、9個ある小穴がいいですね。
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細腕にもぴったりつけることができます。それに、ヘビ腹の部分のおかげか細い手首でも装着感がとても良いのです。お決まりの波浪マーク↓
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ダイバー風のシルバーウェーブも本格派をあてがってもらって嬉しそうです
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すっかりウレタンバンドに味をしめて、近いうちにキネティックダイバーとかサードダイバーとかにもつけてみたいと思ってます。
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食わず嫌いはイカンねー。

今日は、こんなところで。読んでくれてありがとうございます。ブログ村に登録しています↓応援クリックうれしいです