文字盤上の文字(今週の時計はロレ、オメガ、ブローバ)

こんばんは。エレベーターの鏡に映った腕時計の反時計回りの秒針を見つめているうちに降りすごしそうになるドラのび太です。


特に意識していませんが、今週はハクライをはめています。
オメガの30ミリキャリバー、ビンテージ風カーフストラップ、
ロレックスの6426手巻き、巻きブレス
ブローバの角金、キャリバー11AF、ワニ革
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私は、英語がキライです。CARESEなんて気取った横文字よりも根岸時計店のほうが好感をもったりして。
学生時代から始まって今まで、エイゴというものに苦しめられています。本気度が足りない、努力が足りないといわれればそれまでですが。

歴史的な背景があっての、公用語「英語」なのでしょうが、メリケンはどこへ行っても苦労しないんでしょ。いいなー。

いや、ぜんぜん時計ブログと関係ないですな。

先日、電車で前に立った若者が「Supreme」と大きく書かれたキャップをかぶっていました。そういえばそんなブランドがあったような。私だったら、あるいは、帽子の持ち主からすれば、ぱっと見たときに「サイコー!」とか「最強!」「究極!」とかいう日本語としてとらえるのではなくて、模様としてとらえるわけです。


これまた先日、公園で遊んでいるときに見知らぬ欧米人のパパと接触する機会が不運にもあり、例によってシドロモドロだったのです。で、その人は、ノビスケがかぶっていた帽子に書かれたride bikeだかなんだかゴテゴテと英語の内容に言及してノビスケに話しかけました。なるほど、私と違って、ネイティブ・あるいは公用語として日常的に使っている人間からすると、そう思うんだよね。
逆に、私も、電車の前に立った若者の頭に日本語で「サイコー」とでかく書かれていたら、え、サイコーなの?とその内容に注目してしまいます。


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私のような英語が非日常な人間には、意識しない限り、かっこいい「模様」に過ぎません。当然、逆もしかりで、外人が日本のお土産で買っていくTシャツには、日本語がでっかく書かれていますもんね。メリケンからすれば、それが模様のようで面白いのでしょう。

で、時計です。
スイス製でも日本製の時計でもやはりカレンダーの曜日表記を除けば、英語が共通です。ロゴの大きさや書いてあることにことさらにこだわるのはロレックスオタクかもしれませんが、それでも書いてある文字は文字盤のデザインの重要な一つだと思います。

例えば、我々がカッコイイと思っているロレックスの文字盤も、アメリカ人からするとこのような気持ちで受け止められるはずです↓
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カッコイイと思うのかね。
こればっかりはアメリカ人の気持ちになってみないとわからないけど、書いてある文字にかっこよさを求めないかな。


そういうことで、欧米受けを目指すなら、SEIKOロゴを無くしてGSロゴを12時位置に移すなんてどうでもいいからさ、大昔みたいなカタカナ表記を復活させて勝負に出たらどうでしょうかね。GSは無理でもガランテあたりでやってみるか。
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それこそ「日本らしい」って面白がって買ってくれるんじゃないですかね。

今日はこんなところで。
読んでくれてありがとうございます。