昨日のサードダイバーに引き続き、ややボリューム感のあるベルマチック↓
今日はブロッコリーをチンしたので、緑のベルトとパチリ。健康オタクの嬶に言わすと、ゆでるのは栄養を捨てているんだとか。
今日はブロッコリーをチンしたので、緑のベルトとパチリ。健康オタクの嬶に言わすと、ゆでるのは栄養を捨てているんだとか。
一見ごく普通のビジネス時計に見える、ベルマチックですが、よく見れば、文字盤外周に三角のマーカーがあります。インデックスの外側には、秒目盛と並行して、一時間が12分割されたアラーム時刻設定用の目盛が見えます。
2時位置のボタンは、カレンダー送りのプッシュボタンでもありますが(ご指摘ありがとうございます。訂正しました)アラーム時刻を設定したあとに、引き出しておく、「アラームオン」ボタンです。
時計自体は手巻き機能の無い自動巻きですが、もう一つアラーム用のゼンマイを積んでいて、そちらは手巻きで巻き上げます。
この、27石もつかったCal.4006の文字盤側を見ると、地板がデカく、超複雑に見えます。
大きい歯の太陽のようなアラームガンギ車が回転し、左下に見える大きいゴングが、地板外側に取り付けられた輪っかを高速で叩いて音を出すのです。
二個目のゼンマイはこちら側からは確認できません。
やたらに複雑に見えますが、それほど厄介な組立ではありません。
輪列と独立しているために、クロノのようなトラブルは少なく、人気のロングセラー商品だったらしいです。
そうそう、複雑と言えば、相変わらず、ヤフオクでは、出品者と入札者の複雑な駆け引きが行われていて面白いです。ちょっと前にも「祖父母の遺品」で数十万で売りさばいた人のことを書きました。
入札する側としては、あまり価値を知らずに安く出品してくれる素人の出品者がうれしいのです(最近はめっきり減りましたし、業者も眼を光らせているので良質な出品者を見つけても競争が激しいです)。でも、時計の価値を知っていて、ボケた写真を載せたり、よくわかりませんと書いて、ガッチャやパチ・劣悪ジャンクを売りさばく海千山千もいるようです。入札者は文面や他の出品物・過去の評価の数や内容をみて想像するのですが。。
先日、見つけた例。
まさに上記のような純粋な素人の所蔵品のオリジナル状態の時計だという説明なんですが、文章中に「ベルトわ違うものが、、」とか、「裏蓋わ、」などと「は」を「わ」と書いている部分がありました。女子高生が出品しているのかと思いましたよ。
面白かったのは、
「は」を「わ」としているのは、バカなのか?それとも油断させる罠なのか?
という質問です。
返事はまともに書いていないけど、公開しているから、楽しいやり取りを見ることができました。みんないろいろ考えるよなぁ。
はたして、当たりかハズレか?結構な値段になりました。
SEIKO
BELL-MATIC
27 Jewels
ベルマチックは、クリケットよりもずっと柔らかくて小さい音です。
叩く機構が違うので。
今日は、こんなところで。
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