TOMONY 5018A seagull mecha-digi(その2;組立編)

トモニー メカデジ シーガル
Cal.5018A
その2、組立編

先日のつづきです。
一部のパーツ以外、ドボンとベンジンに沈めて洗浄しました。
ブロアーでよく乾かします。
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香箱真などは個別に洗浄。樹脂パーツは一応、エタノールで洗浄しました。
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外した一部のパーツをもとどおり組み立てます。

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角穴車が上手く外れなかったので、この摩擦車を少し浮かせながらゼンマイにオイリングしました。

摩擦車なので、三角の部分と丸い真の入る部分の隙間にグリスを注しておきます。
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表側です
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香箱をスライドさせて入れて、香箱真を差し込んで、巻真入れます。キチ車の部分にグリス。
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輪列にも通常通り、9010を注油。
アンクル爪には9415を。
ダイヤショックには9010を。
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香箱真や丸穴車を受けるカバーをかけたら、とりあえず様子をみます↓
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ちょっと進み過ぎなので修正します。
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緩急計何も書いていないけど、ここをいじって。
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こんなもので、まぁいいか。
裏へ行って、
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筒車や、躍制レバー(ジャンパー)をとりつけます。
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ご存知のとおり、メカデジは、そこが重要です。
時間が切り替わるときが重要でアナログの時針と同じようにゆっくりと切り替わると、何時なのか判別できません。
時ディスクがジャンパーで、なるべく、○時50分ぐらいまでは頑張って動かないでいてもらって、オクロックにばちんと切り替わってもらわないといけません。


時分ディスクをさせばおわり。軸が大きくていつもの針入れではできないので、ちょうどよさそうなタガネでさしました
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まずは、時ディスク
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もちろん、分ディスクとの位置関係も大事です。

リューズを引いて、時刻合わせにして時ディスクがぱちんと切り替わる時に、分ディスクが00分になるように、セットします。
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ちょっとわかりにくいですが、6時をちょっと過ぎたぐらいのタイミングです。6:03ぐらいかな。


スペーサーを入れて、文字盤を乗せます。
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リューズを一度、抜いてからケースに入れます。
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裏蓋を占めたら、完成。
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裏蓋は圧着式でわりかし固いわりに、ケース形状が普通じゃないので、裏蓋閉め機でやるときに注意が必要です。

じつは、私は、ケースの表側を傷つけてしまいました↓
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本当は、ナイロンストラップとか、ポップなレザーとか、いろいろ楽しめそうですが、さしあたりペラっとした社外品のブレスを取り付けて使用しています。
そのうち、ベルトで楽しみましょう。




今日は、こんなところで。
読んでくれてありがとうございました。