SEIKO Type II Cal.7123A (電池交換・停止編:オールドクォーツは悩ましい)

今日は、仕事が休みだったもので、家で装着していたセイコー TypeII
Cal.7123A
2石
クォーツ
亀戸製


これも先日までのカットガラスつながりで。。ちょっとわかりにくいですが縦方向の三面ガラス。
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ヤフオクでなかなか、おいしい機械式が安く手に入りにくくなった、今日この頃、ジャンクに入っている見向きもされないオールドクォーツに時々手を出します。

こいつは、1か月ほど前に電池交換したもの。ぱっと見ると結構綺麗に見えますが。。本日、停止しました。
秒針がピクピク。テスターによると、シグナルは出ています。電池も交換したばかりだし。
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こういう場合は、回路・コイルは生きているけども油切れ、サビなど、輪列に問題があるような気がします。
完全分解・オーバーホールは避けたい!と思ってとりあえず観察した↓キタナイ。。
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穴石は、ステップローターです。特にその右の穴が汚い。。。
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とりあえず、受けだけでも洗浄して、延命治療ができないか、とやってみました。
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ホゾにはわずかにクォーツ用のオイルを注油。

が、、
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状況は変わらず。。

ピクピク動いているが、クォーツパワーが足りない、というより、汚れのせいで重すぎるのでしょう。反対側のホゾもダメかもしれないし、他にも負荷をかけている箇所があるかもしれません。



全部分解してきれいにしたらいいのかもしれませんが、本当にそれでうまくいくのか。
クォーツは、輪列と電気系統の両方が問題で、後者だった場合、なすすべがないし、もともとジャンクの一部として偶然入手することが多いので、パーツ探しの泥沼にははまりたくない。。

本格的にオールドクォーツを始めるならパーツの山を買い集めるなど、そういうところから始める必要があるのかもしれません。でも、古くなって粉をふいたようなコイルのストックを良く見かけますし、資料も少ない。
やっぱり、機械式とは勝手が違います。

儲からないだろうから時計雑誌も煽らないし、コレクターも少なそう、
な、おかげで、安く手に入るオールド国産クォーツ。でも、ムーブは重厚でかっこよく、デザインも豊富で高級感がある。こいつを楽しめるかどうか!

まぁ、、いまでもジャンクボックスで眠っているキカイシキが何匹もいるので、手を広げるべきではないなぁ、ということで、とりあえず、コイツは保留にします。


中途半端なネタでした。
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留守番していたら、親戚から大量の’’有りの実’’が届きました。
積み重ねてみたら、まるでTypeIIのクォーツマークみたいじゃないか。

なんて遊んでいたのに、この一時間後に止まってしまうとは、なんとも悲しいぞ!



今日はこんなところで。
読んでくれてありがとうございました。