こんにちは、10年間、時計が好きだったドラのび太です。
ブログを振り返ると、長男のノビスケが生まれたのをきっかけにブログをたちあげて、最初はワニ革のレザーストラップ作りやシチズンのカンパノラから始まり、分解に夢中になり、しかし、ノビオ、セワシがうまれ、引越しもあり、趣味時間が大幅に減少し、あまり変わり映えのしない時計のリストショットと戯言になってしまいました。
それでも古時計が好きな気持ちは変わりません。
シリカゲルの交換がてら、使用中の時計たちの記念撮影してみました。セイコーが三分の一くらい、防水性のあるダイバーまたは現行時計が10本近くある感じで、あとは無理して買った中古高級時計や、思い入れの深い古時計が生き残っています。
中央の祖父のグランドセイコーが特に大事な時計です。
お気に入りの全数字のロードマーベルはじめいくつかいないのが気になります・・・ウーンどこだっけ、セイコーマチックは装着中でした。Gショックはただの撮り忘れでしょう。そろそろ分解掃除したほうがよさそうってのや、修理しないとっていう時計がいま、手元にないのですね。
作業に着手できるのはいつになるのか、、?
この10年を振り返ってみると、時計の好みは色々と変わりました。
カンパノラはもはや手元を離れてしまいました。結局、細い手首に合う小さい時計が多いように思いますが、デカ厚は似合わないながらもスピードタイマーやピピンダイバーも愛着があります。
ラグスポブームに庶民なりに参加してみたり。
機械式が好きだけど、カンパノラから始まりエコドライブ・電波時計や年差のクォーツのすばらしさも理解してます。
時計業界における位置づけが別格のロレックスについては(ヒガミから)嫌な気持ちも抱きつつ、やっぱり良い時計なような気もしてたり(無理してGMTマスターまで買ったくせにマニアックなヨットマスターボーイズに買い替えてみたり)。
早い話、へそ曲がりだけどミーハー的でもある、一貫性や哲学?の無い時計蒐集でした。でも、昨今はダイバーシティの世の中ですから、どんな時計もあり、どんな時計も好き、みんな違ってみんな好き、それぞれの時計の良さを認めつつ、仲良く時計ボックスに放り込んでいる、ということで現代的な時計好きなのであります。
正確無比な電波ソーラーか、年差クォーツさえあれば、他に時計は必要ないのでしょうが、どうしても次々と欲しくなってしまいます。ガンジーの言葉が身に沁みるような、沁みないような・・・。 Earth provides enough to satisfy every man’s need, but not every man’s greed(時計業界は皆に必要なクォーツを提供するけれどオイスター狂いの強欲を満たすことはできない)。
こと、分解趣味についていえば、もう飽きたかと言えばそんなことは無いのです。
後半の5年くらいは飽きるほどじっくりやれていないので、時間ができたらすぐに再開したいところです。ただ、ヤフオクで「一山」2万円くらいで楽しい機械式国産ジャンク時計が買えた時代が終わってしまい、時計部品屋で帰る純正パーツが無くなりつつあり、古いパーツは高い金を出して探すということになってきたので、限界を感じます。今、持ってるジャンク箱の中と相談しながらの「閉じた」分解趣味になってしまいそうで残念です。
それで、10年の節目に、もう、古時計趣味はこんなところで終わってもいいやという気持ちで購入したのが、この時計です。
パテック、といってもあくまでビンテージウォッチですが、金無垢のスクエアの2針です。分解のためにムーブメントも別途用意してあります(実は、先にムーブありき、という変な話ですが)。
こちらは秋の写真ですが、後ろで虫採りをしてるノビスケもおかげさまで、10歳になりました。この時計を分解組立するのを目標に、new decadeを楽しみたいです。
最後になりましたが、このブログを応援して下さる皆様に、改めて感謝申し上げます。余裕がなくなってコメント欄は廃止しているのですが、皆様のアクセスが励みになっています。ありがとうございます。
内容も更新頻度も誇れるものではないのですが、今後ともどうぞよろしくお願い致します。今日はこんなところで。