ロレックス ヨットマスター ボーイズ ref.168623 cal.2235(その3:ムーブメントの確認)

Rolex Yacht-master 168623 cal.2235 その3ムーブメントの確認
今日はムーブメントと、それから親切な出品者について。
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Rolex
Yacht-master
ref.168623
cal.2235
自動巻き
31石
2001年製
28800回/時(8振動)


私の場合、時計やジャンク時計を買うのはオークションが基本で、中古ショップで買うことはほとんど無いのです。
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この時計もオークションで手に入れたものです。
ヨットマスターにはいくつもの文字盤のカラーバリエーションがあり、本当はブルー文字盤が欲しかったのですが、出会いは急に訪れるものです。

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すぐに丁寧に梱包・発送してくれました。
全体に、予想通り、けっこうキレイです。出品者は、ショップで中古で購入しているので、何人かの手を渡ってきたものです。
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ボロくなってきているので、緑シールははがしてしまいます。

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ブレスを外して、Ref番号と、シリアル番号をチェックします。
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まあもちろん最初からニセモノと言う心配はなかったです。
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ギャランティーの記載とも一致しています。

中身を見る前に、フタがどこまで閉まっていたかた忘れないようにマジックで印をつけます。
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ロレのために買ったといってもよい、オープナーを使ってそうっと開けました。きれいな時計を開けるのは緊張します。
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開けてみると、写真のようにだいぶくたびれた状態です。
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サビは全然ありませんが、グリスのカスみたいなのがちらばっています。
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しかも、あとで気づいたのですが、カレンダーの切り替わりがおかしく、デイトジャストしません。ゆっくり12時から4時くらいにかけて動きます。破損はないかもしれないけど、油がべとついてるとか、カレンダーまわりが何かおかしいのでしょう。
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なんでも、ショップで購入して4年くらいですが、もったいなくて(?)ほとんど使わなかったといいます。
問題は、保管はワインダーに入れてあることが多かった、ということです。ワインダーに入れ続けていたのであれば、毎日使ったのと同じようなものですね。

出品者にカレンダーの件を問い合わせると、ショップの長期保証に入っていたので、まだ無償でオーバーホールをしてくれるということです。
ありがたいことに実費だけで対応してくれました。すばらしい出品者です。

1ヶ月ぐらいたったか、無事にOHされて帰ってきました。
外層研磨はきれいだからしなくていいです、ってお願いしたのでそのまま。
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カレンダーが治っていて以外、外から見た感じは変わらないんだけど、
中身は、チャンとOHされた気配がありますね。当たり前か。いや、どこもちゃんとした店ばかりじゃないかもしれないもんね。
きれいでした。パッキンにもグリスがある感じ。防水検査はしてないみたいだけど。
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タイムグラファーの値も良好でした。
あとは、ブレスを調整して、出来上がりです。
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コマのネジにはロックタイトをつけておきました。

今日はこんなところで。
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読んでくれてありがとうございました。
次回が「その4」です。
細部の写真を撮ったので、それで締めくくります。

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