ロンジンの手巻きスモセコ、キャリバー23Z
昨日の続きです。
洗浄が済んで組み立てるところです。
ゼンマイにはメービス8200
耐震装置のインカブロックに注油して
日の裏側から組み立てていきます。
巻真回りです。サビというかオイルヨゴレというか、この辺は思ったよりもきれいになりました。
カンヌキオサエまで組立てたので表面へ行きます、
まずは、香箱
それから輪列です。
輪列受けをかぶせます。ガンギ受けは別パーツです。パーツが肉厚でしっかりしているのは良いのですが、その分、分解組立時には、歯車やテンプを外し損ねて破損させることの無いように気をつけねばなりません。
丸穴、角穴、コハゼを組み込んでザラマワシ。きれいに回りました。
アンクルまで組み立てました。この角度、かっこいいです。ゴールドシャトンのルビーのあたりがやはり高級感があります。
テンプをはめて元気に動きだしました。
50年代の時計ですが、片振りもなく、振り角もとても大きく、驚きました。しっかりと時を刻んでいます。
裏へ行きます。ツツカナ、筒車を組んで、座金を入れたら完成です。
文字盤、針。それで、ケースに収めます。
最後に、歩度をもう少し合わせて、おしまいです。
以前、記事に燃しましたが、裏蓋かケースが歪んでいたのでしっかり閉まらない状態でした。
ので、裏蓋を微調整しました。
裏蓋閉め機に、ちょうどよさそうなコマを乗せて
ちょっとだけグイっと力を込めて
ごくわずかに、全体的に裏蓋の縁を曲げました。おかげでピッタリです。
これで完成です。
さっそく表へ連れて行ったときの写真です。セーターを着ています。いつの冬だったか。。。おいしそうなホットケーキです。
今日は、こんなところで。読んでくれてありがとうございます。ブログ村に登録しています↓応援クリックうれしいです