ALBA V657-6060 A.K.A(緑の猫の電池交換)

ALBA
AKA
V657-6060
1石
クォーツ
純正ブレスを着せて
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こんばんは。帰りの満員電車で窓に向かい、マーストロンとベンチュラについて遠い目をして考え込んでいたら、反射した窓越しに後ろでおしゃべりしていたOLのおねえちゃんが、昔の恋人に良く似ていて目が合ってしまい、おっと、いやいや、アンタを見ていたんじゃないよ、時計のことを考えていたのさ、えーと、なんだっけ、コスモトロン、そうそうコスモトロン、いやエルニクスだっけ。。?と、珍しく、時計への集中を乱された、ドラのび太です。



今日も電池交換シリーズです。もう半年ほど前になりますが、アルバの人気のクロノを手に入れました。


セイコーファンならもちろんご存じ、スピードタイマー6138の茶馬、黒馬に似た雰囲気を持つアルバのA.K.Aです。
ACTIVE. KEEN. AGGRESSIVE.
な若者向けのAKAシリーズには色々なデザインのものがありますが、これを含め、ゲテモノと言えるでしょう。
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6138の高騰しすぎた今、私がなんとか手の届いたのは、復刻とも言える、こちらの馬です。
馬と言うよりは猫ですね。赤茶っぽい、茶馬に良く似たカラーの物の方が人気がありそうです。緑のコレは、色々な条件のもと、安く手に入りました。
入手時、ちょっとだけ風防に傷がある以外はキレイです

特徴的な1連と3連のブレスもしっかりついていました。
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裏蓋の周りがやたらにきたないですが、ほとんど土埃のようなかんじです。
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綺麗に落として、裏蓋を開けます。
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オリジナルの6138もそうですがケースシェイプがナナメになっていてスゴイです。でも、セイコーのいつものバイスで難なく開けられました。

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セイコー系クロノと言えば、これです、V657。ファッション時計などにも使われることの多いやつです。
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電池はSR920SWです。
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いつものように裏蓋には、AC(オールクリア)とプラスをピンセットで触ってショートさせます。
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パッキンを交換したら、ウラブタを閉めて終わり。
それで、リューズを引いてボタンでインダイヤルの針を0位置に合わせます。
それでおしまいです。

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このキャリバーは、クロノ機能として以下の3つのインダイヤルがあります
9時位置が2秒で一周する1/10秒カウント(ぐるぐる回るけど最初の60秒だけ)
3時位置が60秒で一周する1秒カウント
6時位置が60分で一周する分カウント

そいでもって、センターセコンドが永久秒針なんですね。
だから、ベゼルにタキメーターが刻んであるけど、これは飾りと言うことで、本格クロノではありません。それはまぁ愛嬌ですね。

実際問題、クロノは飾りだと考えるなら、永久秒針はセンターにある方が便利でしょう。ファッション時計に良く使われるのはそういうことでしょうか。



とにかく、機能よりも、オリジナルをリスペクトしつつ、かわいさも加えたAKAのデザインを評価すべきクォーツの緑猫です。

今日は、こんなところで。
読んでくれてありがとうございます。