SEIKO EMBLEM 4120-5000(エムブレムの電池交換)

セイコー エムブレム
Cal.4120A
クォーツ
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最近、時計分解をやっていません。それでも写真はいろいろありますが整理する気力がありません。
そこで、ちょっと前に電池交換したクォーツたちの記録を残そうと思います。


今日は、先月紹介した、セイコーのオールドクォーツで、しぶくてドレッシーなエムブレムです。


入手した時は、時々止まったりして、古いクォーツにありがちな、油切れ・ヨゴレによるトマリの症状かと思いました。


角型のケースは、色々なタイプがあります。
この場合、ラグの間にレバーのようなデッパリがあるので、コジアケで押しこみます
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このでっぱりが強力なバネになっています↓
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このように、パッキンはカピカピですが、なんとか防水性を多少キープしていた模様です。文字盤はやや傷んでいますが、キカイはさびていません。
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で、開けてみたら、電池のサイズがおかしい。ピンセットでいじれば簡単にポロっと、とれました。
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どうやら、ちょうどいいのが無いから、どこにでもあるSR626(377)を入れるという手抜きな電池交換をした人がいたのでしょう。
だから、傾けたりすると接触が悪くなり、止まったのです。

ということは、キカイは案外元気なのかもしれません。
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ということで、古い電池を外して本来のサイズであるSR41SWを入れてやります。

そういえば、このムーブは、プレートが覆っていて、キャリバー番号などが見えません。写真を取り忘れました。傷つけないためのカバーなのか、耐磁プレートなのか。

カバーを外した写真は、こちら。私ごときが記録を残さなくとも、おなじみCooページに出ています↓

ちゃんと石の入った、しっかりめのクォーツです。

フタの付近のヨゴレを取って、パッキンを新しくして、とりあえず、完成です。
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秋っぽいカラーの文字盤に、筋目が入っていて、白い繊細な針、紳士に似合いそうな薄型クォーツですね。

ブレスは純正で、クタっとしていますが、装着感は良好です。
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今日は、こんなところで。
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電池交換記事は続く。。。(と思う)

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