今日もクォーツ。エムブレム、Cal.4120
Emblem、今ならエンブレム、と呼ぶのでしょうけど、当時のタグには「エムブレム」。自動巻きとクォーツがあったようですが、いずれも薄型でドレッシーなデザインで、ケースの形が特徴的なものが多いです。
この時計も、けっこう傷んでいますが、ドレスウォッチの面影が残ります。
繊細な感じの白い3針とインデックス、縦のヘアライン状の文字盤です。
栗色というんでしょうか、秋にピッタリの時計ですね、
ブレスは70年代ごろの時計に良く見られる、調節が無限にできるタイプです。
バックル部分がスライド式になっているのです。
もう、ダレ気味というだけかもしれませんが、繊細にコマが動く、わりと高級な雰囲気の9連のブレスです。
Cal.4120は蓋を開けると
わりかしがっちりした裏蓋に、ムーブメントはおそらく耐磁プレートでしょうか、がばっとかぶさっています。
電池は今となっては、マニアックなサイズでSR41です。
「おやき」です。これは特に人気の野沢菜が入っている物です。
いい季節になりましたが、あっというまに寒くなっちゃうんだろうなー。
女心のような秋の空、急な雨から左手首をかばうことに気を付けて過ごしましょう。
今日は、こんなところで。
セイコー1週間連載おしまい。読んでくれてありがとうございました。
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