大雨の予報を知らずに、古時計で出勤しましたが、幸い予報がはずれました。
1、2か月ぐらい前ですが、会社の先輩から本をもらいました。私と違って活字を読む人。よく、作家や偉人の話をされても、教養が無いので、ごめんなさい、誰でしたっけ、と返答する情けない私ですが、
「赤瀬川原平がさ、カメラが好きなんだけど、時計も好きだったんだよ。ドラ君は時計が好きだったよね?」
なんて言われて、すぐに思い出しました。
ブログ友達のアカツメさんが紹介していた本です。
アカツメさんが解説していたように、とっても読みやすく、オタクが読めば時計に関する情報は詰め込まれていないけど、パワーウォッチのコラムという位置づけであれば、あっさりしている中にも、時計ってたのしいな、と思わせる魅力がありました。
1作3ページなので、寝る前にちょくちょく楽しみました。全アラビア数字のアンティークが好きなんていうのにとっても共感して、最後に乗っているコレクションの写真もいい感じです。
特に気に入ったのは、コレかな。「腕時計を外した感覚」
「時計を外して置くのはくつろぐときの行為のひとつで、それは昔の人の感覚なのかもね」という内容。
私も腕時計が大好きだけど、やっぱり外の装備という感覚があります。忘れていくと腕がさみしいし、帰宅後、あるいは、会社でもゆっくりしたり集中したりするときには外したくなる。
そういえば、つげ義春日記にもよく赤瀬川の名前が出てきます。お互いカメラが好きで親交があったのかな。自由業とはいえ、今日は朝までカメラの修理をして楽しんだ、なんて書いてあって、ちょっとうらやましいと思いました。翌日を気にせず朝まで時計いじり、、、ウーン、体力的に無理だ、やっぱり。
今日は、こんなところで。
時計を外してステテコ1枚になって、おやすみなさい。
ブログ村に登録しています↓応援クリックうれしいです。