SEIKO 10型 スモセコ (針の交換)

忙しいだのと言い訳をして、さぼっていたら、今週も終わってしまいました。

新たな分解も写真の整理もできなかったけど、色々細かいやり残しがあった時計の中から、一番早そうなコレを、せめて、、、
と手を付けたのが、セイコーのスモセコ。
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以前、フリマで手に入れたものです。安くはないけど、フリマで機械式を発見したうれしさと、おじさんの人柄で、買ってしまったものです。
整備済ということなので、確かにキレイです。テンシンの受け石に油が確認できました。片振りはあるけど精度も日差30秒程度かな。

リューズがちょっとでかくてピカピカなのと、文字盤が汚れているのはしかたないとして、針が時針と分針で違うのはちょっと困るねぇ。
ということで、ずっと、交換したかったので、やりました。

Sマーク、スモセコ、チラネジテンプのアンティークなセイコーです。
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セイコースモセコ
1950年代
18000回/時
ムーブメント:10型(cal番号なし)(10.5リーニュ?)
専用のレザーストラップはまだ作っていません

ウラブタを開けたけど、針を変える場合、ベゼルを外すだけでいいんだった。
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文字盤はふっくらしているので、不用意に開けたらコジアケで傷を作ってしまいました、、、。写真ではわかりませんが。
(まぁ、もともと、やや傷んでいるので気にしないことにしましょう)

右がついていた針。
左が新品です。ちょっと華奢になってしまいますが。
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曲げてやらないと、スモセコや風防と接触します。指先とピンセットで、、ちょっとずつくいくいっと。
上のが新品。下のが、今回曲げた新品。
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曲がった針はいかにも古時計、って感じがしてイイなぁ。


分針がギリギリ入らなかったので、ちょっとだけ広げてみました。イメージ 6


よし、完成。
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針が細いけど、まぁ、統一感がある方が大事でしょう。これしか針が無かったし。
(同じ形のならたくさんあったけど)


こいつに合わせて玉斑の茶色か何かで、古っぽいベルトを作りたいな。
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ただ針交換といっても、けっこう時間かかりました。


今日は、こんなところで。




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