悲しみのスタンスミス・サステイナブル化(今日はセイコーファイブ)

こんにちは、剣先をいたわりながらサル革に優しく通すドラのび太です。

20年近く、スタンスミスの天然皮革バージョンを愛用してきたので、残念でなりません。なんでも、廃プラスチック素材に100%転換するのだとか。

アディダスの販売部門の有力者に、小泉純一郎の倅みたいなのがいて、セクシーに頭にポワーっとアイデアが浮かんだのかな?とりあえず、コンビニ袋やめましょ、ストローもやめましょ、みたいな。

 

サステイナブル、けっこうですよ、地球のことを考えるの賛成です。それに、ビーガン志向もけっこうですよね、信条があることはすばらしいことだと思うし。動物を殺さずに植物を食べることが正義だとも思わないけれど。

いや、ビーガン志向はともかく、そもそも皮革産業は、食肉用の牛や豚から有効に皮を使うという意味でサステイナブルなわけです。西洋人だって、クジラを食うのはダメでも、牛肉を食うことは正当なわけですから。

多様性が叫ばれる中で、廃プラスチックか、その他フェイクレザーか、レザーかを、選べるならわかるけれど、動物性材料を使わないことを押し付けられたことが残念。

ブックオフに行って、本がほとんど置いてなかったようなものです。

モスバーガーに行って、牛肉のパティを販売しなくなって、ソイパティのみ販売するようなものですよ。

と思ったけど、別にアディダスはレザー屋さんじゃないんでしたね、そうでしたね。

f:id:Doranobita:20220503214652j:image

(関係ありませんが、武蔵小杉のタワマンとチュードル
f:id:Doranobita:20220503214656j:image

(新しいオレンジのレザーが気に入ってるのでラルフローレンのオレンジと合わせて。。。)

 

 

うん、勝手にスタンスミスは天然皮革だから好まれているのかと勘違いしてましたよ。

 

個人的には、足の甲が広いためか、ともかく、アッパーがレザーのスタンスミスが足に馴染むことが気に入っていたのです。それに、丈夫です。もちろん、水には強くないし、汚れれば、しみついてしまうというような欠点はあります。

長いスタンスミス生活の中で、かつて何度か合皮を試したことがありますが、やはり、伸びない、フィットしない、というところがイヤですぐに天然皮革に戻ってしまいました。

 

 

この悲報を聞いてから、市場にあるものを何足か買い貯めしましたが、どんどん、手に入りにくくなりました。

どうしても思い入れがあるのですが、もうスタンスミスをあきらめるしかないようです。次に何を履こうか、考えていないのですが。。。

f:id:Doranobita:20220503214704j:image

この買い込んだレザーのスタンスミスがボロボロになるまでに、サステナブル・スタンスミスの売り上げが伸びずにアディダス小泉進次郎が更迭されて、「ついに天然皮革の復刻!」とか言い出すことを期待します。アディダスさん、どうかよろしく。

 

今日は、こんなところで。